こんにちは、こしいみほです。4歳の娘と1歳の息子の母です。
「家に帰るまでが遠足です」と似た言葉で、「胎盤が出るまでが出産です」という言葉があるのをご存知ですか?
ご存じないかと思います、私がいま考えたので…。正確には、胎盤の他にもいろいろと医師や助産師さんの処置がありました。赤ちゃんが誕生したらお産終了!ではないのですね。
赤ちゃんの姿と産声を聞き、よかった、終わった~~~と安堵している間も、先生の処置は続いていました。
赤ちゃんが出てからもいろいろやることがあるんだなァとぼんやりしていると、ギューンと子宮が収縮していく感覚がありました。陣痛に比べれば屁でもありませんでしたが、一瞬「何か出た!!!!?!!」という感覚がありました。
胎盤が出ていました。
胎盤は触ってもよいとのことだったので、こんな貴重な機会を逃してはならぬと人差し指でツンツン触ってみました。
こんにゃくのような、ぶよぶよとした感触でした。つるりとしていて赤黒くて、血の塊!という見た目。グロテスクではあるのですが、これが赤ちゃんに栄養を送ってくれていたのだと思うと、誇らしさや感謝の気持ちがわいてきました。
ありがとう我が胎盤。お疲れさま…
その後私と夫それぞれで赤ちゃんをたっぷり腕に抱かせてもらいました。まじまじと見る我が子は想像していた以上にかわいく、手は驚くほどく小さく、眉毛がなく、とにかく「うわぁー!すごー!うわぁー!うわぁー!すごー!やったー!」と心の中は感激の嵐でした。しばらく分娩台で身体を休め、出産から2時間ほど経過した5時ごろ自室に戻ることになりました。
ここまでお読みいただきありがとうござました!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:こしいみほ
年齢:昭和生まれの30代
子どもの年齢:娘4歳、息子1歳
4歳娘と1歳息子がいます。出産を機に夫の両親と同居を始め、6人家族で毎日ワイワイやっています。好きなものは晴れの日と落書きとセーラームーン。苦手なものはクネクネする虫と地図を読むことと家事全般。
インスタグラム:@miho20141124
note: こしいみほ
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。