こんにちは。石塚ワカメです。
フリーダムすぎる小2男児と2歳女児、激務で影の薄い旦那と余裕なく暮らしています。
前回の続きです。
術後3日目─
産後3日目になるとだいぶ余裕が出て来ました。
動くときにまだ痛みは走るけど、昨日から明らかに回復しているのを感じられます。時間はかかるけど自分でパンツを履けるようになりました。人間の回復力すごい!
通常、帝王切開の入院期間は普通分娩より1泊多い5泊6日。
ご飯は美味しいし、部屋は綺麗だし、いざとなると頼れる先生や助産師さんもいるし、延泊してずっといたい…。と思っていると、自宅にいる旦那からテレビ電話がかかってきました。
なんでも、それまで毎日絶好調に過ごしていた息子が、今朝になって突然保育園の行きしぶりをしているとのこと。
息子に換わってもらうと、泣くのを我慢しているのか、目にたくさんの涙を溜めながら「おかあさんがいなくてさみしい…」と震え声で言うではありませんか!
息子のかわいさに完全にノックアウトされ、先生に相談のうえ退院日を1日早めてもらいました。
術後2日目まではとてもじゃないけど人に気を遣える状態じゃなく、家族以外の見舞いの申し出を全て断っていたのですが、ようやく少し余裕が出てきたので1組だけ来てもらいました。でもやはり長時間となるとまだ辛い…。
入院中は授乳などで何かと忙しいし、特に帝王切開の場合は傷の痛みで能面のようになっているので、よほどの理由がない限りはお見舞いは避けるべき…と思う派です。もし行く場合は3日目以降が良いと思います。
術後4日目─
「日にち薬」とはよく言ったもので、あんなに痛んだ傷も、だいぶ良くなりました。
退院前日なので家族でお祝い膳をいただくついでに、息子も病室にお泊まりすることに。上の子の預け先がないママさんは出産当日から子どもをお泊まりさせていたので、家族が宿泊できるのはありがたいですね。
しかし私は帝王切開。くわえて息子は超活発男児…!息子が電動ベッドを操縦したり廊下を走り回ったりするのでいつもの調子で叱るとイタタ…!息子の変顔ギャグで吹き出してイッテェーー!!と、なかなか気力体力を消耗しました。
しかし奥さん。夜、息子と娘が並んで眠る姿の可愛さたるや…!
走馬灯の1枚が記録された夜でした。
術後5日目─
息子と朝ごはんを食べ、入院中最後の母子検診をしていただいて退院手続き。
幸い母子ともに問題ありませんでしたが、3食美味しい食事と、家事を一切しなくていい入院ライフで、退院時には5kgも太っておりました。
また産後足が象のようにむくんでいたのですが、ビーチサンダルを履いてきていたのでセーフ!普通の靴だったらきっと入らなかったことでしょう。産後、身体の水分バランスが崩れてむくむことがあるそうですが、数日したら治りました。
さて病院の美味しいご飯に後ろ髪を引かれながら久々のシャバ!
2人育児と介護と仕事…自宅に帰ると色々なリアルライフが待ち受けてるので複雑な心境だけど、これからみんなで、たくさん赤ちゃんに楽しいことを教えてあげるのだ!
ちなみに、開腹手術のあと病院から「おならでましたか?」と聞かれることをご存知ですか?
腸の動きを確認するためらしく、私も御多分に洩れず毎日聞かれました。術後はおならをするのも痛くてずっと我慢していたため1回も出なかったのですが、3日目からは聞かれなくなりました。
妊娠中はあんなに暴発していた屁問題は、出産とともに完治したことを、最後にご報告させてください。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:石塚ワカメ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:7歳男児、2歳女児
余裕のないアラフォーがフリーダムすぎる子どもたちの成長を絵日記ブログなどで綴っています。著書は「毎日が育ジーザス!!(主婦の友社)」など。
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