こんにちは、さやかわさやこです。
前回からの続きになります。
3人目にして初の立ち会い出産。
夫の汗拭き&うちわによるサポートを受けながら、陣痛は順調に進んでいきました。
助産師さんも「もうすぐだと思います」と言いました。
修行僧としての意地があった私は「これまでの集大成を夫に見せてやる!取り乱してなるものか!」という謎のやる気をみなぎらせながら陣痛を耐えました。
陣痛は1分間隔になりました。
感覚的にはもういつ赤ちゃんが出てきてもよい感じなのに、赤ちゃんがなかなか出てきません。
てっきりスピード出産でするんと出てくるだろうと思っていたのに、あともう少しというところでお産が進まなくなり、私は不安な気持ちなりました。
すると助産師さんが私の気持ちを察したのかこう言いました。
このとき、時間は7時50分。20分後ということは8時10分。
いつまでこの痛みが続くのだろうと不安になっていましたが、助産師さんが明確な時間を言ってくれたことで、再度やる気スイッチがはいりました。
1人目も2人目もそれぞれの痛さがありましたが、出てくる直前の陣痛の痛みの感覚が1番長かったのは3人目でした。
3人目でもこんなに痛いのか…とくじけそうになりましたが、時折時計をみながら『あともう少し、あともう少し…』と自分に言い聞かせて耐えました。
そしてついにいきむタイミングがきました。
このときはもう修行僧としてのプライドは消え去り、素のさやかわさやこになっていました。
そして何度目かのいきみで赤ちゃんが出てきました。
出てきた瞬間にわたしから出てきた言葉は…
我ながらなんという素直な感想でしょうか。
赤ちゃんは3680gと大きめでした。
本来であればもっとするんと出てきたはずだったようなのですが、赤ちゃんはへその緒がタスキ掛けになっていたため、1番陣痛がきついところで時間がかかってしまったとのことでした。
どおりで今までにない痛みと苦しさだったわけだと思いました。
そして生まれた時刻は8時9分。
助産師さんがあと20分くらいですと言った時刻とほぼ同じ時刻でした。
分娩室に行くタイミング、お産の進み具合、生まれる時刻、ほぼほぼ助産師さんの言う通りに進んだ今回の出産をみていた夫がひとこと…
まさかの予言者発言に思わず笑ってしまったものの、本当に予言者みたいだったなぁと私も思ったのでありました。
無時に出産を終え「いやーほんま痛かったわー」「お疲れ様、ありがとう」と、安堵した気持ちで夫と会話していたところに、先生がやってきました。
どうしたのかな?と思って先生の顔をみると、先生から予想していなかった言葉が発せられました。
次回、長女出産編最終話になります。
引き続き読んでいただけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:さやかわさやこ
年齢:36歳
子どもの年齢:8歳、4歳、2歳
日々、鬼化が進んでいる主婦。インスタグラムにて育児のことや、育児にまったく関係ないことなどを、夜な夜な描いては投稿しています。ブログ『母ときどき鬼』もぼちぼち更新中です。
インスタグラム:@futomomushi
ブログ:母ときどき鬼
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