先日5歳の娘・イチコからこんな発言が飛び出しました。
…ファァァァー!!!!
泣ける!何この発言感動〜!
…したのは一瞬で、なんだかちょっと怖くもなりました。
イチコ、絵を描くことが好きだからその仕事がしたいのかな?
それとも、私が喜ぶと思ってこう言ってるのかな?
後者だとしたら…なんだか怖い。
自分の人生の選択を「親が喜ぶから」で決めてほしくはない…。「親が」ではなく、「自分自身を喜ばせられる」「自分が楽しめる」かどうかで決めてほしい!
そして前者だとしたら…この子の興味や「好き」の幅って、親の私にかなりゆだねられてるんじゃ…!
私も夫もまめなタイプではないので動物は飼わないと決めているし、クラシック音楽にそこまで興味はないので日常的には聞きません。私はイラストや漫画のお仕事をしていて、夫は会社員で、身近な友人や親戚は土日が休みの仕事をしています。これだけでも、日常的に触れるものや興味を持つものにかなり制約があります。
もしかしたら子ども達は動物と触れ合う才能があるかもしれませんが、我が家の子どもとして生まれた以上そこは育たないでしょうし、住んでいる地域的にウインタースポーツやマリンスポーツを日常的に楽しむこともありません。
子どもの無限の可能性を生かしてあげたいし、得意なことは伸ばしてあげたい。苦手なことも、大人になったときに社会生活する上で困らない程度には力をつけさせてあげたい。
それをするにはいろいろな体験をさせてあげることが大切なんだろうけど、私があまりに苦手なことはちょっと腰が上がらないし、時間的にも金銭的にも制限はある…。
でもそれって、どんな家庭に生まれても同じだよなぁ…。嘆いても仕方がないのかもしれない。
それに親がしてあげられないことでも、イチコはばっちり幼稚園で体験してきています。遠足で昆虫館に行ったりね…。私ほんと無理。
同じように、これから先、学校生活や、友達や先輩達からいろんなことを学んでくるのでしょう!そのうち『親<友達』にもなるんでしょうし。
今の私にできることは、親の負担が辛くならない程度にいろんな体験をさせてあげること、そして悩みつつも生活を楽しんでる姿を見せて、子どもが将来どんな生活を選んでも、それを楽しめる気持ちを育てることなのかなと思います。
著者:モチコ
年齢:30代
子どもの年齢:5歳、2歳
ひょうきん系の娘イチコ(2014.3生まれ)と癒し系の息子二太郎(2017.2生まれ)を育てている関西人主婦。ブログとinstagramで子育て4コマ&イラストを公開しています。
ブログ:「かぞくばか~子育て4コマ絵日記」
インスタグラム(アカウント:@mochicodiary)
書籍:「育児ってこんなに笑えるんや!」ぴあ出版(6/21発売)
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