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子どもと2人きりの深夜に起こった大地震。備え不足を痛感した日 by まる美

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1児の男の子のママのまる美です。

オムツ替え最中に地震速報が鳴る体験をして、いつ地震や災害が起きるか分からないから日頃からの備えが大事だと思ったという話を前回お話しさせていだだきました。

 

しかし、そんな出来事からしばらくして2018年9月6日北海道胆振東部地震がおきました。北海道のほぼ全域がブラックアウトして我が家も実際に被災しました。

防災意識は以前より上がっていたし、備蓄などの準備も多少はしていました。でもタイミングの悪いことが重なってしまったのです。

 

実は、地震の約2週間前、息子がRSウィルスにかかりました。

その間、パパにうつらないように暫く近くの実家に帰ってもらっていて不在でした。

一人での看病は大変で時間もないので息子はレトルトの離乳食がメイン、私はカップ麺や手軽に食べられる買い置きの物を食べていました。

家にあった備蓄は食べ尽くし、暫く買い物にも行っていないので冷蔵庫も空っぽ。オムツも少なくなっていたし、明日はたくさん買い物しなきゃと思っていました。

看病で私の体はボロボロ。でも元気になってくれて、やっと明日から日常が戻ってくると安堵して寝ました。

 

しかし、その日の夜中AM3:07大地震がおこったのです。

疲れて熟睡していたせいか地震速報には気がつきませんでした。気づいた時には地球が割れるのでは!?と感じるほど恐ろしく揺れていました。

 

パニックになりながらも、息子はすぐ横にいたので覆いかぶさって守りました。

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凄く長い揺れでした。地震がおさまってもまだ揺れているような感じがするし、身体中の震えが暫くとまりませんでした。

 

真っ暗で何も見えません。

また地震がくるかもしれない。もし今のが余震で、今以上の地震が起きたらどうしよう?

パパが不在なので私一人で息子を守らなきゃ…

恐怖と息子を一人で守らなきゃという不安から過呼吸になりそうになりましたが、状況が悪化するまえに何か行動しないと!と自分を落ち着かせようとしました。

 

「地震がおきたらブレーカーを落とさなきゃ!」

「でもブレーカーまで行ってる間にまた地震が来たら息子が危ない」

「揺れで家が傾いてるかも、ガス管が破裂してるかも、急いで家の外に逃げるべきかも!?」

…全然落ち着くことなんてできません。

 

そうだ、まずは状況を把握しなきゃ!パパにも連絡を取らないと…

スマホを見てみるとなんと充電が残り20%…!?

なんでスマホの充電しないで寝たんだろう…

なんでよりによってパパのいない時に…

なんで食材や日用品のストックが切れた時に…(かなり被害の大きい地震なので数日は買い物出来る状況にならないと思った)

 

なんで今日なの…

なんで…

なんで…

 

日頃から、万が一を考えて備えなきゃいけないって思っていたのに、結局何にも出来ていなかった自分を呪いました。

 

その後、パパがすぐに帰ってきてくれたし、何か壊れたり被害はありませんでした。

お店は翌日に開いているところがあったので買うこともできました。(でも5時間ほど並びました)

近所の人や実家の家族に助けられて数日後には日常に戻ることができました。

 

当時は「何でこんな最悪のタイミングにおきてしまったんだ」と思っていましたが振り返ると

・病気のピーク時じゃなくて元気になったタイミングで良かった

・いつもは息子とベッドを別に寝てたけど、病気の間は一緒の布団に寝ていたおかげで地震のときにすぐ守ることが出来た

・仕事中だったらすぐにパパと会えなかったけど、すぐに駆けつけてくれて良かった

など前向きに考えることが出来ました。

 

最悪なパターンはいくらでもあり得ます。

子供を守る為に何を準備しておくか、実際に何かが起きたときにどう対応するべきなのか…何か考えるキッカケになったら幸いです。

 

 

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著者:まる美

年齢:アラサー

子どもの年齢:1歳

婚活、妊活を経て2017年8月に長男かーくんを出産。 妊娠中からブログを始め、四コマ漫画で育児日記を公開しています。

ブログ:ベビモニ〜まる美とベビーをモニタリング〜

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