こんにちは。石塚ワカメです。
フリーダムすぎる小2男児と2歳女児、激務で影の薄い旦那と余裕なく暮らしています。
先日、2歳になる娘と夏祭りにでかけたときのこと。
お祭りって楽しいけれど、油断するとお金をどんどん使っちゃいますよね。
そこで我が家は、あらかじめひとりあたりの予算を決めておくことにしています。
この祭りはどうやら、お高い価格の業者さんと良心的な価格の自治体の出店が混在しているもよう。
限られた予算をどの店に落とすか厳選するために祭り会場をパトロールしていると、あるコーナーに釘付けになる娘…。
メダカを問わず生き物関係は、掃除とか世話が大変だしすぐ死ぬし、死んだら死んだで処理がめんどくさいし、どうにかして避けたい。
しかし娘はメダカコーナーからテコでも動きません!
まあどうせ釣れないだろうし、1回300円だし、「モノより思い出だよね~」ってことでやらせてみることに。
娘はお店のお姉さんにやりかたを教えてもらって一生懸命すくおうとしますが、しょせん2歳児。あっと言うまにポイに穴が空いてしまいました。
しょんぼりとする娘に「残念だったね~!釣れなかったからお魚さんは持って帰れないんだよ~」と声をかけると、「釣れなくてもさしあげますよ~」とお姉さん。
えっ!?と思って看板を見ると、「たくさん釣れても3匹まで。釣れなくても2匹差し上げます」って書いてあるじゃありませんか!わぉ、良心的~!
お気持ちだけでと断ろうとするも、娘はメダカを持って帰れると知って大喜び!もうあとには引けません。
しかも「もう閉店間際だから、サービスしときますね~」とお姉さん。
釣れなかったので2匹しかもらえないところ、10匹くらい袋に入れてくれました!わ…わぁ~お、良心的すぎるぅ~(涙目…)!
「こんなにいっぱいどうすんだ…」と、袋にぎっしりと詰まったメダカをぶらさげながら、気もそぞろに祭り会場を後にしました。
帰宅すると、息子もメダカを見て大歓喜!
しかし我が家にはメダカの飼育グッズが全くない。(どうせすぐ死ぬだろうし)とりあえず100均で水槽とメダカの餌っぽいものを買ってくるように旦那と息子に命じたところ…
わーい、夏祭りで叩き売り状態だったメダカさんたちに、素敵なおうちができたよー!
家族のよろこび、プライスレス!
こうして突如新しい家族を迎え入れることになった我が家ですが、意外な効果が…。
どうせアイツらまともに世話しないんだろうなーという母の予想に反して、朝起きると真っ先にメダカに餌をあげたり、水槽の掃除をしたりと、かいがいしくお世話をする子どもたち!そんなことできたんだ君らは!?
その甲斐あってか、数日の付き合いだと思われたメダカたちも、元気いっぱいに過ごしています。
そして一番驚かされたのが、メダカの癒し効果!
仕事の合間にメダカの水槽を眺めると、癒されるんですよねこれがまた…。
最初は苦手意識を持っていたメダカですが、一緒に暮らしていると愛着が湧いてくるもので、密かに繁殖や越冬を目論む母なのであった。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:石塚ワカメ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:7歳男児、2歳女児
余裕のないアラフォーがフリーダムすぎる子どもたちの成長を絵日記ブログなどで綴っています。著書は「毎日が育ジーザス!!(主婦の友社)」など。
Twitter:@WakameEnk
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