こんにちは、ユーラシアです。
夏休みですね。今年の夏、私には一つ目標があります。
それは「息子にプールの楽しさを思い出してもらうこと」。
話は去年の夏に遡ります。
息子が生まれて以来、夏休み期間中は児童館のビニールプールに通うのが恒例でした。毎年とても楽しく利用させてもらっていたので去年も張り切って行ったのですが、3歳4ヶ月で体が大き目の息子には未就園児向けのビニールプールは手狭になってしまったようで……。
そこで児童館のプールは卒業することに決め、市民プールへのデビューを決意しました。
日を改めて市民プールへ行ってみると、生まれて初めての大きなプールに息子も大興奮。去年の夏は猛暑でしたから、この大きなプールで遊べるなんて天国みたいに感じられたと思います。
最初は恐る恐る水に入って、まずは私を手を繋いで歩いたり、私につかまって浮かんでみたり。
すぐに慣れたらしく、私の支えがなくても水の中で動けるようになりました。
しかし調子に乗ってはしゃぎ始めた直後、
足を滑らせて水に突っ込んでしまいました。
そこから一気に恐怖心が生まれたようで、逃げるようにプールから出ると
「のみこんじゃれる……(飲み込まれる)」と、水に入るのを怖がるように……。
「私から離れないで、ゆっくり動けば大丈夫だよ」と言い聞かせて一緒に入りましたが、少しでも顔に水がかかるだけで嫌がるようになってしまったのでした。まあプールは実際危険もあるので、多少は恐怖心を持って慎重になってくれた方が親としては安心ではあるんですけど……。
あれから一年が経ち、幼稚園のプールが始まる時期になりました。
去年は市民プールで少し怖い思いもしたけど、幼稚園のプールには息子も大喜びだろうな~!とワクワクで迎えたプール開きの日の朝、
わざとらしく咳き込んだり「なんか熱がありそう……」とこれみよがしに呟いたりして、必死に「プール休みたいアピール」をし始めました。
話を聞いてみると、「だって、プールは飲み込まれるからこわい……」。まさか去年のトラウマがまだ根深く残っていたとは。プール開きを楽しみにしていたのは私だけで、息子にとっては恐怖の幕開けだったようです。
「入りたくない」という息子の願いが通じたのか、7月は悪天続きでプールは中止になり、その楽しさを思い出すことなく夏休みが始まることになってしまいました。
そういうわけで今年の夏は改めてプールに挑戦し、息子に水で遊ぶ楽しさを思い出してほしい!と密かに燃えています。いや無理に好きになる必要はありませんが、これからしばらくは園や学校で毎年プールに入ることになるし、苦手意識を持ち続けると本人も大変だろうなと思うので……。
無理強いはしないように注意しつつ、「すーいすい」と言いながら歩いていたときのあの楽しさを、あの笑顔を、もう一度思い出してくれたらいいな~と考えています。
プールの楽しさに目覚め、同時にその怖さも知った去年の夏。
今年の夏はどんな発見があるか楽しみです。
と同時に、くれぐれも事故がないよう気を引き締めて行きたいと思っています。
全国のお子さんたちの夏休みが、安全で楽しいものになりますように……!
(そして保護者の皆さんのライフがゼロになりませんように……)
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ユーラシア
年齢:30代
子どもの年齢:4歳
2015年4月に男児を出産。割とテキトーに育児しているオタクでナマケモノな専業主婦です。思いもよらなかった子供の可愛さ奥深さに驚く毎日の中、老後の楽しみにと育児に関する絵や文章をちまちま描いています。息子はいつも親指を吸っています。
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。