私が第一子の長男を出産後、その子が1歳3ヶ月くらいのときに仕事復帰し、だいたい半年近く経過した頃です。
そろそろ2人目を授かりたいと希望はありましたが、なかなか妊娠せず、やはり計画通りにはいかないな、と気持ちを切り替えていた時期のこと。その日は土曜日で、私は出勤日でした。以前勤めていた会社はサービス業のため、1週間のうち土曜日が一番の繁忙日です。前日の金曜日の晩から体調が優れなかった私は、「明日は絶対休めないから、寝て起きたら回復していますように!」と祈りながら夜、眠りにつきました。
ところが翌早朝、猛烈な倦怠感と火照りで目が覚めました。「これはまずい…」と熱をはかると、38度台の高熱!普通なら会社を休むくらいの発熱ですが、土曜日に欠勤することはその会社の慣習的には「ありえないこと」でした。なんとか、自分が歩けるうちは、人が足りていない時間帯のアポだけでもカバーしようと考え出勤。
しかし出勤後2、3時間経つと、足元がふらつき、頭はボーッとして、立っているだけでも精一杯の状態になってしまいました。他のスタッフに早めの休憩を申し出て、たまたま空いていた近場の内科へ。そこで改めて熱をはかると、なんと40度近くまで発熱していたのです!
風邪だろうとの診断で処方箋もいただくことになりましたが、私はふと、「そういえばもうすぐ生理予定日だ。まだ検査してもわかる時期じゃないけど、万が一妊娠している可能性もあるかもしれないから、お医者様に伝えておこう」と思い立ち、妊娠中も大丈夫なお薬もいただくことができました。
職場に戻ってから午後のアポ状況を調べて、なんとか自分が抜けても回せそうだと判断した私は、さすがにこれは早退案件だろうと他のスタッフを説得し、無事早退。帰りの電車を待つ間も、立っていることが不思議なくらい意識が朦朧としていました。
帰宅後は、まだまだ小さい息子のお世話を夫に任せ、薬を飲んでこんこんと眠り続けた結果、幸い2日ほどで回復することができました。その後、生理予定日を過ぎた頃に妊娠検査薬を試したところ、なんと第2子を妊娠していることが判明!
待ちわびて嬉しい気持ちが湧き上がるのと同時に、「まさか、あの数日前の高熱は妊娠超初期症状…!?」と思い出しました。が、後にも先にも妊娠超初期に意識が朦朧とするほどの高熱が出たことはその1度のみで、今思い返してみても、やはり風邪や疲労などが原因だったのかなあと思います。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:alexu
年齢:35歳
子どもの年齢:6歳、3歳、現在妊娠中
少々繊細な6歳男児と、気の強いお姫様系3歳女児の子育てに毎日いっぱいいっぱいの主婦です。2回の産休・育休を経て仕事と2人育児に奮闘していましたが、環境やライフステージに左右されない仕事をしたい!と一念発起し8年間勤めた会社を退職。マルチなフリーランスを目指して試行錯誤の日々です。現在3人目妊娠中。
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