私の妊娠が判明するまでの流れをお話しします。
当時の私の生理周期は少し長めの30日で、1〜3日遅れることもよくありました。
昨年の夏、前月から数えてちょうど30日後は結婚式当日で、レンタルのウェディングドレスを着ることもあり
「1日遅れてきてくれるとありがたいな」
と思っていました。
結婚式は親族のみの家族婚で、リゾート感のある北海道で行うことにしたため、私達夫婦は挙式の4日前から北海道へ前乗りしていました。そんないつもとは全く異なる環境で一番大事な挙式の最終準備をしていたので、肉体的にも精神的にも普段より疲労を感じていたのを覚えています。
そして迎えた当日。朝起きるとおりものに少し着色がありました。なんとなーく腰やお腹も重いような…ただ、寝不足でハイになっていたので生理痛はそこまで感じることなく、ドレスを汚さない為ナプキン装着と念のため痛み止めを飲んで挙式&食事会を行いました。
いざ終わってトイレで確認すると少量の出血のみ。普段から出血量は多くなく、その時のストレスや体調で変わりやすい体質だったので、
「ドレスを汚さないように引き締めてたし、疲れもあったから少なかったのかな」
くらいに思いました。
その後1週間程北海道に滞在している間、3日間少量の出血が続き4日目には止まりました。
「慣れない環境と精神状態だったから短期間で少量の出血だったんだな」
と思い、その月の生理は終了とカウントしました。
さて10日ほどの北海道挙式旅行が終わり帰宅すると、気温差と緊張が解けた安堵感からどっと疲労を感じました。頭痛があり、微熱もあり、下痢もある…
「これは疲労による体調不良だな」
と判断し、栄養ドリンクを飲んだり睡眠を多くとったりして様子を見ました。
しかし、2週間ほど経っても一向に良くならず、最初の頭痛・微熱・下痢に加えて、立ちくらみ・目眩・食欲不振が起こるまでになりました。日常生活が送れないほどではないけれど、少しおかしいなと思い内科を受診しました。
血液検査もしてもらいましたが、炎症反応もなく甲状腺ホルモンの異常もないということで、下痢止めの薬と滋養強壮の漢方を処方してもらい、様子を見ることになりました。
そうこうしているうちに挙式から30日後の生理予定日を迎えましたが、生理が来る兆候が少しもありません。体調を崩してたので遅れることは想定内でしたが、さすがに4日も遅れるとおかしく思い始めました。そこでふと思い立ち体重計に乗ってみると、1ヶ月で−4㎏!もともと痩せ型でBMIが17.5くらいしかなく、初潮を高校生で迎えるという体質だったため
「体重減りすぎて生理止まっちゃったのかな」
と思いました。
生理が来ないのは困るなと思い看護師の母に相談。最初は首を傾げていた母ですが、数日後のある土曜日の午後
「妊娠の可能性はないの?」
とメールが送られてきました。それを見た私は目が点に。何故なら、挙式後は私の体調不良で性生活は一回もなく、身に覚えがありません。
更にそれまでもコンドームをつけずに外に出す形で数年間過ごしていたので、このスタイルでは私は妊娠しないんだなと思っていたからです。
しかし避妊しているとは言えないので可能性は大いにあるはず。
あまりに数年間何もなかったので、妊娠に思い至りませんでした…。
そこから主人に連絡し検査薬を試すと陽性反応が出たため、急いで産婦人科に駆け込んだところ、妊娠していると告げられました。
もちろんとても嬉しかったですが、夫婦して「え、いつ?!」という驚きが大きかったです。
後々週数が分かって確認すると、挙式日が着床日ということが判明し、私が生理だと思っていたのは着床出血だったことが分かりました。
もともと不安定な生理周期に、いつもと違う環境が重なって起こったサプライズでした。体調不良だと感じていたのは悪阻だということがわかり、抱えていたモヤモヤもスッキリ。
あれから既に半年が経ち、もう少しで生まれてくる我が子を楽しみにしています。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:匿名希望