今年もなんだかんだで夏休みがあっという間に過ぎ去って行きました。
我が家の子どもたちは自宅にいる時は1日のほとんどの時間をベランダプールで過ごしていました(笑)
そんな子どもたち、お盆前後は海でシュノーケリングを楽しんできました!
今年は三男用のシュノーケルも購入し、家族5人で海に潜りました。
実際には潜るというより磯近くの浅い場所の水面にプカプカと浮いて水中を観察する、と言った感じ。
それでも様々な魚を見ることができてとても楽しかったです。
去年あたりから見様見真似で兄たちのシュノーケルを使って海の中を覗き始めた三男、それからすっかり海のとりことなり、家でもゴーグルをつけ潜りの練習に励んでいました(主にお風呂で。笑)
意気込みと準備は万端でしたが、水に対しての恐怖心があまりないようなので、親としてはそこが一番怖い部分でもありました。
うっかりするとザバザバと躊躇なくプールや海に入って行ってしまうので、絶対に先に行かないこと、勝手に親から離れてはいけないことを徹底的に教えました。
子どもから目を離せばたとえそれが一瞬でも子どもは溺れるという怖さを知っているので、浅瀬でも三男から目を離さないようにし、必ず手が届く範囲で見守りました。
実はそこまで徹底したのにはわけがあって、次男が5歳のとき、プールで溺れかけて危ない状況になったことがあったのです。
それはほんの一瞬目を離した間に起きたことで、充分気をつけて見守っているつもりでもこうやって水難事故は怒るんだととても怖い思いをしました。
その時夫は長男と泳ぎの練習をしていて、私は次男に付き添っていました。
次男はアームリング(左右の腕につける浮き輪みたいなもの)をつけながらプール内を自由自在に泳いでいたのでそ私はその横について一緒に移動する、というかたちでした。
プールの深さは次男がギリギリ足がつくくらいでしたが、アームリングさえつけていれば溺れる心配はなかったので安心して遊ばせていました。
途中で次男がアームリングはやめて浮き輪にしたいと言うので、プールの縁にプカプカ浮いていた浮き輪の場所まで二人で移動しました。縁のところで浮き輪に乗り換えるためアームリングを外しました。
すぐそばで浮いていた浮き輪を取ろうとすると30センチほど風で流れてしまったので、次男にそのまま縁につかまっててねと言い浮き輪に手を伸ばしました。
そして浮き輪を取って振り返ると、次男が手をバタつかせ溺れかけていたのです……‼︎
本当に一瞬のことでした。
その瞬間に沈みかけた次男は鼻からも口からも水が入り、慌てて抱き上げた時には激しく咳き込んでいました。
私が次男から目を離したのは10秒もたっていませんでした。
でも、その短い間に予期せぬ展開となってしまったのです。
もしこれが30秒だったら…1分だったら…考えただけでも血の気が引きます…。
水から引き上げられたのがすぐだったためか泣くほどの恐怖は感じなかったらしく、次男はただビックリした顔で咳き込んでいました。
どうして溺れそうになったのかたずねると、次男は「泳げると思って手を離しちゃった」と。
浮けるのも泳げるのもアームリングをつけていたからなのですが、次男はすっかり自力で泳げているものだと感じていたそうです。
この時、子どもの事故は親の予想外のところで起こるものなんだと身をもって知りました。
アームリングを外すのはプールサイドに上がってからにすればよかったし、そもそも深いプールで遊ぶべきではなかった。
反省点は後から後から出てきましたが、何より一瞬でも目を離すべきではなかった。
これに尽きると思います。
夏の水遊びは深いプールはもちろん、子ども用の浅いプールでも自宅のビニールプールでも溺れる可能性があることを念頭において、とにかく子どもから目も体も離さないことが第一です!
みなさんも子どもの水難事故には充分に気をつけてくださいね〜‼︎
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:マルサイ
年齢:39歳
子どもの年齢:9歳・7歳・4歳
9歳・7歳・4歳の三兄弟の母。趣味は昆虫観察と磯の生き物観察。三兄弟との日々をインスタグラムにで発信中。著書に『男子が3人います。』『主婦力ゼロからやってみた家事』(共に大和書房)など。
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