こんにちは。パパの仕事の関係でアメリカのアリゾナにて3歳の息子を育てているすずかと申します。
去年の冬にこちらへ引っ越してきて驚いたのは、アメリカの方々の子供に対するフレンドリーさでした。
「可愛いねぇ、いくつ?」や「オー!マイスイート!ハウアーユー?」などとっても気さくに声をかけてくれます。
お店の店員さんも同じく「ハーイ!マミーのお手伝い?えらいねぇ」や「この商品、君がマミーの代わりに持つの!?ワオ!なんて力持ちなんだ!!」など楽しく息子に話しかけてくれるのです。
また、お会計をしているときにシールやアメなどの小さなプレゼントをくれたりします。雑貨屋さんやスーパー、はたまた郵便局でも!
そんな風に子供に優しいお店が沢山ある中、息子のハートをがっちりつかんだスーパーがありました。
そう。バナナが食べれらるスーパーなのです。
バナナだけでなく、りんごやみかんの日もあります。
小さな屋台のフルーツは子供が自由に食べていいのです。
子供がフルーツを食べている隙に親は買い物をすることができるので、とっても助かります。
この大手スーパーは品揃えも豊富で私もお気に入りです。
たまに、フルーツが人気すぎて屋台の上が空っぽになっているときがあります。
「ばなながない…」としゅんとする息子をみて、パパが店員さんに聞いてみました。
陳列されている売り物のフルーツから選んでいいというのです。
パパは店員さんにお礼を言って、バナナを房から一本もぎり、息子に与えました。
ちなみに、アメリカのスーパーのバナナは、売り場に置いてある房から好きな本数だけもいで買えます。
ひと房に8本以上ついていることもあるので、このシステムは非常にありがたいです。
子供用のフリーフルーツのバナナは売り物と同じバナナです。
息子に「これ、買って家で食べるのと同じバナナだよ?」というと
と幸せそうに答えてくれました。
スーパーで食べるという非日常感が楽しいみたいです。
その気持ち、ちょっとわかります。
余談ですが、アメリカのスーパーで1番驚いたことは
食べかけのドーナツをお会計する場面でした。
お会計する前に売り場のドーナツをむしゃむしゃ食べてしまう女の子に衝撃を受け、当たり前のようにそれをお会計する店員さんにも衝撃を受けました。
スーパーでの買い物はごくありふれた日常の一コマですが、ふとした瞬間に文化の違いを見ることができてとても面白いです。
アメリカに行った際は、ぜひスーパーにも寄って色々と観察してみて下さい。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:すずか
子どもの年齢:2歳
産休を取得して出産をしましたが復帰後、パパのアメリカ赴任に帯同するために退職。2018年の冬にサボテンとグランドキャニオンの地、アリゾナにやってきました。苦手な英語と奮闘しつつ、ゆるゆると子育てをしています。
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