こんにちはパパの赴任地アリゾナから一時帰国中のすずかと申します。
パパは仕事の都合で後から合流するということで、3歳の息子を連れて一足早く戻ってきました。
渡米中、持ち家は賃貸にせずにばぁばに管理をしてもらっていました。
たまに掃除をしてくれていたので、すぐに住める状態です。
やっぱり我が家が1番!
アリゾナの家は賃貸向けの物件のためか、床が斜めだったり、窓が薄くて外の音が良く聞こえたり、変な所に隙間があったり、虫が発生したり、大雑把な作りでした。
それに比べて日本の家は作りがしっかりしているので、守られている安心感があります。
存分にくつろぎ、そろそろ買い物へ行こうと駐輪場へ向かいました。
我が家はマンションなので、共同の駐輪場が地下にあります。
砂埃でも付いてるのかなと思って地上へ出ました。
明るい所で自転車を見た途端、背筋が凍りました。
チャイルドシート全面がカビていたのです!
シートも、クッションも、ベルトも全て!!
息子も初めて見るホワホワ状態のカビに「かびってこんなのもいるの!?」と衝撃を受けいていました。
幸運なことに自転車本体は無事でした。
チャイルドシートだけにカビが発生していたのです。
雨の日も、夏の暑い日も保育園の送り迎えをし、雨やら汗やら色んなものが付着していたのが理由だと思います。
洗って消毒するにもシートを自転車から外さなければなりません。
工具はアリゾナの家にあり、自分ではどうにもなりません。
それに洗浄しても、このカビ達が本当にきれいになったのか不安が残ります。
自転車屋さんへ持っていき事情を話し、泣く泣くチャイルドシートを買い替えることにしました。
チャイルドシートは子供の命を守るためしっかりと作られています。
そのため安くはありません。
諭吉さんが二人飛んでいきました。
予想外の出費に涙です。
自転車屋さんは快く引き受けてくれ、自転車本体も綺麗にしてくれました。
バタバタしたものの、買い物を終え、家に帰りさぁご飯!
今夜はお味噌汁を作ろうと、お鍋に水を入れ沸かしました。
おたまを取り出そうと、キッチンの引き出しを開けると…。
またもやカビていました。
シリコンおたまの取っ手の部分までびっしりと。
一緒の場所に入っていた金属のおたまや、シリコンのへらは無事でした。
ちゃんと洗って乾かしてしまったのに…なぜ!!
カビの生えたおたまは捨て、同じ引き出しにしまっていたものは全て洗い、アルコールで消毒しました。
そんな母の姿を見て、息子はというと。
しばらくの間、引き出しやクローゼットを開けるたびにカビチェックをしていました。
おもちゃにカビが生えていなかったのが幸いです。
家を開ける時は空気の入れ替えをしてもらえば大丈夫だと思っていました。
しかし、駐輪場の自転車の事や、引き出しの中までは気が回りませんでした。
湿気は全ての場所に存在します。
カビはどんな所にも発生するのです。
一時帰国から戻る時は、自転車をアルコールで吹きあげ、駐輪場ではなく家の中に入れ、たまに日光に当ててもらうことにします。
引き出しも締め切るのではなく、数センチ隙間を開けた状態にしようと思います。
クローゼットの中は無事だったのですが、そこも油断できません。
湿気取りを大量に用意し、風通しの良いように服と服の隙間をなるべくあけておこうと思います。
以上、一時帰国して一番衝撃を受けた出来事でした。
著者:すずか
子どもの年齢:3歳
産休を取得して出産をしましたが復帰後、パパのアメリカ赴任に帯同するために退職。2018年の冬にサボテンとグランドキャニオンの地、アリゾナにやってきました。苦手な英語と奮闘しつつ、ゆるゆると子育てをしています。
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