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行きたいお店を事前に決めるのが我が家のお祭りのルール。我慢したい次男が… by イシゲスズコ

こんにちは、イシゲスズコです。
すっかり秋めいてきて、私の住んでいるところでも秋のお祭りの声がきこえてくるようになりました。
お祭りといえば子どもたちのおめあてはたくさん並んだ屋台。
今回は、お祭りで我が家が気をつけていることと、息子の残念エピソードです。 

 

 

 

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お祭りに行く前に行きたいお店を決める

たくさん並んだお店、本人が望むままにお金を使っていたらいくらあっても足りません。

きょうだいが多い我が家はなおさら。

そこで我が家では、お祭りに連れて行く前に必ず、前もってレクチャーをするようにしています。お祭りの内容は毎年だいたい同じなので、どの辺りにどんなお店があるかを話します。

余裕があるときは見取り図を描きながら。文字の方が理解しやすいお子さんならお店の名前を箇条書きにしてもいいし、字が読めないなら売っているものの絵や画像を見ながら話したらわかりやすいかも。
それを元に行くお店をあらかた決めておきます。

 

心変わりしていいのは行きの道まで。
お金を使うのは帰り道

現地で違うお店がいいと心変わりしたり、買った後で別のお店を見つけて「あっちがよかった!」ということもありますよね。

それをなるべく防ぐための我が家のルールが「お金を使うのは帰り道」です。
お店が並んだ通りを一度、何も買わずに通りながらそれぞれのお店をチェックします。
自分が買うと決めたものも複数ある屋台のどこで買うかもその時にあらかた決めておくと後からの混乱がかなり減らせます。

心変わりしていいのは行きの道まで。
折り返すときに最終確認をして、それぞれのお店に向かうようにしています。


次男とお約束した「クジはしません」

次男はとても目移りしやすい子だったので、小さい頃から他の子より時間をかけてお話をしてから出かけていました。

特に彼と何度も話したのは「クジはしません」というお約束。
目の前にずらっと魅力的なおもちゃが並んでいても、なかなかお目当てのものは当たらないクジの屋台。
私が何度そう言っても聞かずに、目の前のおもちゃ目当てでクジを引いてしまう次男。
でもやっぱりお目当が当たらず泣いたり怒ったりした過去があるのです。

お約束をいくつかして、いざ屋台がずらっと並んだ現地へ。
人の波をかき分けながら進んでいると、当時幼稚園児だった次男がシュッといなくなりました。

まずい!

あわててあたりを見回すと、クジ屋の前にじっと立つ次男の姿がありました。
連れ戻そうと近寄ると

「ぼくがほしいやつはあたらないんだ、
おかあちゃんがいってた、ほしいやつはなかなかあたらない…
ぼくが300円だしてもあたるのはほしくないやつだから…
だから…やっちゃダメだ…」

心の声が全部、大声でダダ漏れの次男…
恥ずかしくてそれ以上近づけない私。

本人があきらめてこちらに戻ってくるまで、遠巻きにながめながら待つことしかできませんでした…。


それ以来、事前のレクチャーのときにはうかつなことを言わないようにしないと…と気をつけるようになりました…

 

 

 

 

 

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著者:イシゲスズコ
年齢:40歳
子ども:中学生から小学生の4人

九州の片田舎在住、ぼちぼち働く4児の母ブロガー。生活のなかで出会ういろんなことをあれこれ考え込んだブログ「スズコ、考える。」を運営。Twitterの男児育児あるあるをまとめた共著「#アホ男子母死亡かるた」(アスペクト)がある。

ブログ:「スズコ、考える。」

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