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イシガメ、カブトムシ、サワガニ…我が家の生き物たちの冬支度 by イシゲスズコ

こんにちは、イシゲスズコです。

今回は我が家の生き物たちの冬支度のお話です。 

 

 

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衣替えの季節に差し掛かったら…冬支度

我が家では、イシガメ1匹、スッポンの子供1匹、川魚数種類を飼っています。
ここに春から夏にかけて、さらにいろんな生き物が追加されます。今年はカブトムシ・クワガタ・サワガニ、ゲンゴロウ、ミズカマキリ…ええとあとなんだっけ。

捕まえてくるのは今は主に 小3の三男。
中学生のお兄ちゃんたちが三男が喜びそうなものを見つけて連れて帰ってきたり、近所の子が「三男くんちなら引き取ってくれると思って」と連れてきたりすることも。

夏の間は水槽や虫用のケースで飼われている彼らですが、人間の衣替えの季節に差し掛かった頃、それぞれの冬支度を迎えます。

 

命を終えたカブトムシ

産卵を終える頃に命を終えるカブトムシたち。

今年は我が家のケースでは産卵が確認できませんでした。死んでしまった個体は、今年は採った場所の土に埋めることに。

去年の夏は昆虫標本にして夏休みの自由研究のひとつにしました。
昆虫標本を本格的につくるのはちょっとハードルが高いですよね。種類によっては自分の手で命を奪う形になってしまうし、気が引けます。でも、寿命を迎えて死んでしまったカブトムシやクワガタを使うことで子供でも簡単に標本を作ることができます。

材料も全部百均で揃います。
・コレクションケース
・マチ針
・台紙(マチ針がさせる素材のもの)
・防虫剤

ケースのサイズに合わせて台紙をカットし、カブトムシの背中にまち針をさして台紙に固定します。(体が硬いときは裁縫用のマチ針だと曲がってしまうことがありますが、その時は専用の虫ピンや強度のある針金などがあると刺せます。)防虫剤を入れてフタをすれば完成。

台紙の上にフェルトを敷いたり、防虫剤を見えないように隠したり、採った場所や自分の名前を紙に書いて貼ってみたり。
いろんな工夫をすると、それっぽい仕上がりにできます。

 

水槽の生き物はそのまま

水槽の生き物たちは基本的にはそのまま越冬させています。
種類によっては室内でヒーターなどを使った方が良いものもいると思いますが、うちで飼っているのはどれも近所の川や溝から来た子達なので、常温で越冬できるだろうという前提です。

冬の間は基本的にはあまりエサはあげていません。
氷点下になるような場所に置いている水槽だけ、水が凍ってしまわないよう水の量を調整しています。


カメさんの冬眠

うちの越冬で一番手のかかるのが、亀さんたちです。
冬眠させずに室内でヒーターを使う飼い方もありますが、我が家では毎年冬眠させています。

枯葉が落ちる季節になるとどんぐりの木がある公園に葉っぱを拾いに行きます。三男と一緒に調べたらクヌギの木がいいと書かれていたので、大きなどんぐりの落ちる木の下で葉っぱを拾います。集めた落ち葉を水につけてしばらくあく抜きをします。途中何度か水を替え、11月〜12月はじめの寒さが続く頃にいよいよ冬眠用の水槽に切り替えます。凍ったり乾燥で水が干上がったりしてしまわないよう水の量を増やし、水面に枯葉を乗せてあげます。

生き物によって冬の過ごし方は様々で、種類や環境によっても色々と違いがあります。
どんな環境が良いのか、子供と一緒に色々と調べて見るのもまた楽しいですよ〜。


冬には冬の楽しみ方

飼っている生き物たちが静かに過ごしている秋から冬の間は、暑い季節とは違った形で自然を楽しんでいます。

川にはたくさんの水鳥たち。
ぱっと見たら同じように見える鳥たちも特徴を見分けられるとより身近な存在になります。図鑑やスマホを片手に調べながら、何種類いるか子どもたちと競い合って探すのも冬の楽しみのひとつです。

森ではいろんな種類のドングリを集めたり、夏の間、葉が茂っていて見えなかった野鳥の姿を探したり。

次の春が来るまで、冬ならではの自然を楽しもうと今からワクワクしています。

 

 

 

 

 

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著者:イシゲスズコ
年齢:40歳
子ども:中学生から小学生の4人

九州の片田舎在住、ぼちぼち働く4児の母ブロガー。生活のなかで出会ういろんなことをあれこれ考え込んだブログ「スズコ、考える。」を運営。Twitterの男児育児あるあるをまとめた共著「#アホ男子母死亡かるた」(アスペクト)がある。

ブログ:「スズコ、考える。」

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