こんにちは、ユーラシアです。
前回の「いたずらなどは隠さずに報告するように教えた」という話の続きです。
報告するようになったけれど…
それまでいたずらしたり何か失敗して部屋を汚したりする度に、なんとか私の目を誤魔化そうと画策していた息子でしたが、それはやめてほしいと伝えた結果、一応は正直に打ち明けてくれるようになりました。
が、今度は「正直に言えばOK」と思ってしまったようで、本来やってほしくないことをやったときも、あっけらかんと報告しにきては、「かくさずに言ったからいいよね!」とニコニコするように。
しかも隠してた頃は形跡を消すために自分で後処理をしていたのに、話すようになってからは後始末を私に丸投げする始末。
「話してくれた際は怒ったり騒いだりせず話を聞き入れる」という私の対応がよくなかったのかも……。
どんなに誠実に打ち明けたとしても悪いことは悪いことだし、後始末や反省も必要ですよね。そこをちゃんとやってもらわないと、私も困るし、何より本人が将来困ると思います。
いちばん大事なのは『その後にどうするか』
そこで今度は「やってしまったことは仕方ないし、隠すよりは正直に話してほしいけど、一番大事なのは『その後にどうするか』ってことなんだよ!」ということを力説しました。
よくないことをしたとき、それが故意であろうとなかろうと、
1. 親に報告する、打ち明ける
2. 後始末をする
3. 振り返ってよく考える
4. 次に活かす
このステップが大事だと教えるようにしました。
これは確か本の受け売りなんですけど。それに自分がちゃんとできてるかと問われるとあれなんですが……(あれって何だよ)。
なお「振り返ってよく考える」のは一人では結構難しいこともあると思うので、そこは一緒に考えるようにしています。
こう話してると、意外と(?)「私もいけなかったな」と思うことも多くて、私にとっても勉強になるんですよね。
例えば「なんでスープひっくり返しちゃった?」と話してる内に、ただよそ見していただけじゃなく、お皿の配置が左利きの息子には不便だったことが分かったりとか。
言われなくても自然と気付いてフォローしてあげられればいいのですが、そこまで出来た親ではないので言葉にしてもらえると大変助かります……。
いつの日か、ミスにちゃんと対応できる人に
そういうわけで今もしょっちゅう「大事なのは『その後の行動』なんだよ」と口を酸っぱくして言っています。
まだまだ身に染みて分かっている感じではなさそうで(まあまだ4歳ですしね)、子供のしつけって本当に根気がいるんだなと実感する毎日です。親の私自身があらゆる面で「ちゃんとできてない」人なので余計に……。
イタズラは大人になるにつれやらなくなるだろうけど、うっかりのミスは今後もずっとあるはず。そういうとき、自分でちゃんと対応できる人になってくれたら嬉しいし、それ以上に「困ったときは人を頼れる」ようになってくれると親としては安心です。
自分がちゃんと出来てるわけではないことを息子に教えるのは気が引けたりもするのですが、なんとか私よりちゃんとした人間になってほしいのが正直なところで……。私の屍を越えていけ……!
著者:ユーラシア
年齢:30代
子どもの年齢:4歳
2015年4月に男児を出産。割とテキトーに育児しているオタクでナマケモノな専業主婦です。思いもよらなかった子供の可愛さ奥深さに驚く毎日の中、老後の楽しみにと育児に関する絵や文章をちまちま描いています。息子はいつも親指を吸っています。
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