こんにちは、肉子です。
この時期になると、ひな人形の広告やCMが出てきますね。
最近のひな人形、昔ながらの日本人形っぽさを払拭した、垢ぬけてオシャレなものばかりで見ていてとても楽しいです。
今年は令和の天皇陛下の即位礼正殿の儀があったので、親王雛の装束もそれに寄せてくるだろうとのことで…2020年にひな人形を購入される方がうらやましいです。わたしが欲しいです。後世に語り継ぎたい…そして老後に令和の即位礼正殿をメッチャ語りたい。
我が家には、娘と息子がいましてひな人形・五月人形もあります。
これから購入する方も、すでに購入する方にも聞いてみたいのですが…
人形の代金、誰が払いましたか? または、払う予定ですか??
我が家は、わたし(ママ)の実家の親がひな人形・五月人形ともに全額払ってくれました。しかし夫の実家の義父母も節句の人形を買う気マンマンで、
「いつ買いに行く? 初孫なんだし、プレゼントさせてよ」
とウキウキしていたので、なんだか義両親の楽しみと顔をつぶすようですごーーく申し訳なかったのです。
すっかり買う気でいる義両親に
「あ、そういうの実家の父に買ってもらうんで( ^^)ノ いらんっす」
なんて言える~~!?
気まずすぎる。
わたしの住む東海地方の場合ですが
という、謎のしきたり(??)だか風習がありまして、しきりに代金を出そうとする義両親にはこのしきたりを出して納得してもらいました。
義両親は他県の出身かつ結納せず結婚したカップルなので、
そんな風習、聞いたこともない(#^ω^)と、ちょっと不服気味に言っていましたが…
その風習のソースはネット検索で出してスマホごと渡して読んでもらいました。嫁の作り話だと思われたらやってらんねー。
ちなみに、一人目を出産する際に買いそろえたベビー用品も、すべて実家の父に買ってもらっています。
ベビーカー・ベビーベッド・チャイルドシートなど値が張るものが多いので、本当にいいのか!?!?と葛藤しましたが、やはりこれも「嫁入り道具のうち」という風習だそうで。
結婚する際に、結納を交わして結納金も夫実家からいただいているので、その中に嫁入り道具を揃える代金が入っている、という考え方だそうです。
ただ、結納を省略して結婚するご家庭もあるので、その場合どうしているんだろう?とも思いますよね。
そんなわけで、わたしがひな人形を買った人形屋さんの店長さんにそれとなく聞いてみました。
じゃあ、あとの3割は…?
「単に、母方の実家が買う、という風習を知らないだけの場合」
「結納を交わしていない場合」
「母方の親が亡くなっている場合」
「実家が遠方・または疎遠な場合」
「両実家からの初節句お祝い金で購入する場合」
「自分で自由に買いたいから」
――とのことです。
もちろん、すべてのお客さんに聞いたわけではないのですが、店長さんの長年の経験だそうです。
わたしも「他の地方の風習はどうなんだろう?」とネットで検索してみたのですが、圧倒的に母方の実家が購入するパターンが多かったです。
逆に、父方の実家が買う地方はあるのか…? と探してみたのですが、こちらは今のところ見つけられず。
それから、娘が来年度に小学生になるのですが、久しぶりに似たような問題が出てきました。
ランドセル、誰が買う? 的なやつ。
両家実家の親が買う気マンマン。
なぜジジババはランドセルを取り合うのか…学習机の立場なし。
単純に、ランドセルって6年間しか使わないけど、学習机は高校生まで使うのにねぇ。
わたしは社会人になっても、キキララのくろがね学習デスク(くるくるメカつき)愛用していたよ。
おっと話がそれた。
ランドセルも、母方の実家が買うパターンが大半だそうです。
代わりに、父方の実家は学習机を買う、みたいな折衷案が多いみたいですね。
結婚したら、もう独立した別世帯の家庭なんだから、節句の人形もランドセルもこっちで勝手に買うわ!気持ちだけもらっとくね!ありがとう!
――みたいな感じでサバサバした流れでやってみたいんだけど… ねぇ~(同意を求める声)
友人知人同僚とかじゃなくて、死ぬまで縁が切れない存在だからこそ円滑に進めていかないと、後で自分の首を絞める要因になりそうな気がして怖い、みたいな感覚ありませんか?
わたしが気にしすぎなのか、もっとざっくばらんに接してもいいのか未だによくわかっていません。
以上が我が家の人形購入事情でした!
余談ですが、ひな人形を買いに行ったとき、売り場に展示してあった市松人形があまりにも可愛かったので自分用に買っちゃいました。
それを自宅で伯母(実父の姉)に見せびらかしていたら――
おおぅ…
45年以上昔の「初節句の人形を、実家の親に買ってもらえなかった恨み」がコンコンと湧き出てきましたよーー。
初孫騒動、どんだけ禍根を残すんだ… と、ちょっと怖くなったのでした。
もし将来、わたしに孫が生まれて、やれベビー用品だの初節句だのと行事がやってきた際には、ネットの指示を仰いで、その地方の風習を振りかざしていこうと決心したのでした。
著者:肉子
年齢:40歳
子どもの年齢:6歳・4歳
100人婚活地獄から這い上がり30歳で結婚。健康には自信マンマン・産む気マンマンなのに不妊でずっこける。成果が実り、現在は2児の母。
ブログ:ヲタ腐ダイアリ
既刊「100回お見合いしたヲタ女子の婚活記」全2巻「100回お見合いしたヲタ女子の出産記」
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。