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サンタさんへの最高のおもてなしを考える子どもたち。親は全力で応えます! by マルサイ

年末がじわじわと近づいております。
1年間の汚れを溜めに溜めた部屋中の掃除。
年末進行により前倒しで襲ってくる〆切ラッシュ。

そして品切れ前にゲットしたいクリスマスプレゼント。

 

 

クリスマスプレゼントはコレにしようかな〜♪やっぱこっちにしようかな〜♪なんて鼻歌混じりでおもちゃのカタログを眺める子どもの横で、親は「さっさと決めてくれ!早く予約しないと在庫が危ういんだ!」と手に汗握ったりしてるわけですが、そんな親の気持ちなど知るわけもなく、「やっぱりやめた!これじゃないやつにする!」とか言い出してまた一から選び始めたりするんですよね〜子どもって!

うちの三兄弟はこの原稿を書いている時点でクリスマスプレゼントが確定していません。
いや、一度は確定したんですけど、白紙に戻して新たに何にしようか考え始めているところです。早く!早く決めて!

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さてさてそんな選ぶのも贈るのも楽しいクリスマスプレゼント。

クリスマスイブの夜、子どもたちはプレゼントを運んでくるサンタさんへ労いの言葉を添えたメッセージカードを用意し、コタツの上に茶やらお菓子やらを並べます。

去年は熱々のお茶を飲んでもらおうと保温ポットにお湯を入れ、マグカップにティーバッグをセットしていました。

どうしたら自分たちが寝ている間でも最高のおもてなしができるか、3人であれこれ考える姿はとても微笑ましいです。

 小4の長男は他の兄弟より経験値が高いので、ミカンを置こうとした弟たちに「サンタさんはずっと外にいて体が冷えているだろうから冷たいミカンを食べたいとは思わないはずだ」みたいな発言をしたり、その発言をもとに3人でアレコレ話し合って保温ポットにお湯を入れるという結論に至ったりして絵に描いたような『三人寄れば文殊の知恵』状態。笑

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そのおもてなし精神はおそらくサンタさん級のお客様にしか発揮されなさそうですが、クリスマスは三兄弟にとってホスピタリティを育むいい機会になっています。

 

親としてもそのホスピタリティに全力で応えてあげたい!
というわけで子どもが寝た後は、夫と私でサンタさんがおもてなしを充分に受けたという痕跡づくりに励みます。

まずいかにもサンタさんがベランダの窓から入ってきた風の演出を施します。
カーテンをちょっと開いておいて、床に外国のコインを数枚落とす。
落ち葉や石ころなんかを散りばめるのも説得力が増すのでGOODです。
そしてコタツの上のおもてなしセットに着手します。
保温ポットは中身を空にしてフタは開けっ放しに。
クッキーやチョコの包み紙はクズとともにコタツの上にポンと置く。
ランチョンマットもあえてクシャッとさせてみたり。

仕上げは「美味しいお茶とお菓子をありがとう」というメッセージを子どもたちが書いたメッセージカードの隅に英語で書き加える。しかも筆記体で走り書き風に。

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そしてクリスマス当日の朝…
5時台に目を覚ます子どもたち。(大迷惑)
薄暗闇の中、リビングのコタツの元を見ると…クリスマスプレゼント‼︎

寝癖ボーボーのままプレゼントに集まって包装紙を引きちぎる3人のその姿はまるで山賊のよう。

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ある程度プレゼントを堪能したところでようやくおもてなしセットの変化に気がつきます。
「あー‼︎サンタさん、お茶飲んでお菓子食べたんだ‼︎」
「見て見て‼︎サンタさん帰るときお金落としていったみたいだよ‼︎」

期待にガッツリ応えてくれる子どもたちのナイスな反応!
これはクセになりますよ〜(笑)

 
きっと小学校高学年にもなればサンタさんは本当はいないということに薄々気づき始めるでしょう。

三男はようやくクリスマスがいかなるものなのかハッキリとわかってきたところなので(ご馳走食べてプレゼントもらえてめちゃ最高なイベントという認識)この先も長く楽しめそうですが、そんなふうに楽しんできた長男もあっという間に4年生。

全て両親がやっていたことなんだと知る日もそう遠くはないと思います。

三兄弟が同じ温度でサンタさんへのおもてなしをする姿が見られるのもあと数回なので、今年も悔いのないよう家族で思いっきりクリスマスを楽しもうと思います!
(クリスマスを祝う本来の理由を完全無視している点についてはツッコミなしで‼︎)

 

 

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著者:マルサイ
年齢:39歳
子どもの年齢:9歳・7歳・4歳

9歳・7歳・4歳の三兄弟の母。趣味は昆虫観察と磯の生き物観察。三兄弟との日々をインスタグラムにで発信中。著書に『男子が3人います。『主婦力ゼロからやってみた家事』(共に大和書房)など。

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