こんにちは。
パパの赴任地アリゾナでもうすぐ4歳になる息子を育てているすずかです。
アリゾナには日本人のための全日制幼稚園が無く、息子は現地のプリスクールに通っています。
通い始めてそろそろ一年。
はじめは単語だけだった先生とお友達との会話も二語文や三語文になってきました。
ある日、お迎えに行くと先生が息子の様子を教えてくれました。
家に帰り…。
色んな口の形、舌の位置にして『ちゃーりー』を発音してみるも、全て違うとのこと。
しつこく聞く私に息子の顔がどんどん曇っていきます。
『ちゃ』と『か』の間のような言い方にして、RとLの発音に注意して言うとOKがもらえました。
『ちゃーりー』?『かーりー』?
どっち…?
翌日プリスクールで名前の綴りを確認したところ『Carlie』さん!
この綴りは『カーリー』で、カタカナをそのまま読めば通じると思っていましたが、そんなに簡単ではありませんでした。
カタカナ英語は通じないとはまさにこのこと!
『Carlie』の始めの部分はカタカナの『カ』の発音ではありません。
この件の後、発音記号の本を読み、それっぽく言ってみると「ままいえるようになったね」と合格を頂けました。
私には『ちゃーりー』にしか聞こえませんが、息子は『Carlie』をしっかりと英語で発音していたようでした。
舌足らずな部分もあるので少し怪しいですが…。
英語が苦手な私はカタカナ英語と現地の英語に混乱してばかりです。
『(日)ガレージ』が『(米)ゲラージュ』、『(日)ホテル』が『(米)ホティル』など…。
(私が聞こえたままを無理やりカタカナに直したので、ニュアンスとして受け取って頂けると嬉しいです)
現地の方と話していて伝わらないことが多々あり、お互い「???」と顔を見合わせることもありました。
息子は「トラックは日本語だとトラックだけど、英語はtruckだよね」と、カタカタ英語と英語を分けて覚えているみたいなので、混乱している様子がなく羨ましい限りです。
周りの日本人ママさんにこの事を話すと、「うちもよくあるよー」とのこと。
子供の耳って本当にすごいなぁと思った出来事でした。
小さいうちに培った英語耳は大人になってもそのまま英語耳だといいます。
このまま耳の良さを高めていってもらいたいと思います。
著者:すずか
子どもの年齢:3歳
産休を取得して出産をしましたが復帰後、パパのアメリカ赴任に帯同するために退職。2018年の冬にサボテンとグランドキャニオンの地、アリゾナにやってきました。苦手な英語と奮闘しつつ、ゆるゆると子育てをしています。
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