保育室の生活にも慣れちょうど１年が経ちました。保育園の親子クリスマス会が終わり、妹のすーちゃんを妊娠中の４ヶ月頃のこと。
いつものようにひーくんを送り、出社してオフィスで働いている時でした。
何の前触れもなく突然区役所からの電話が届きました。
認可保育園に空きができたので、１２月一杯で保育室を退園し１月から新しい認可保育園へ転園できますとの話でした。
こんな突然にくるのか！と驚いたのを覚えています。
しかも年末だったので保育室をあと数日で退園し、新年早々に認可保育園へ向かう準備をしてくださいとのことでした。
ひーくんの保育室は１歳児クラスまでの対応だったので、その後は姉妹園の保育室で２歳児クラスまで過ごし、３歳児クラス進級と同時に認可保育園に転園するものだと思っていました。
最近やっと人前で大きな声で自分の名前を言えるようになったくらいシャイな息子なので、小規模保育は性格にとっても合っていて親として安心していました。
なので、２歳になったばかりのタイミングで急に倍以上の子ども達がいる認可保育園に転園して大丈夫かな・・・という不安が生まれました。
保育室はいずれ卒園するものだと理解はしていたのですが・・・
同時にマンション購入も考えていたため、保育室に通っている間に増える認可保育園も踏まえてもう一回申請し直そうかな〜なんて悠長に考えていたこともありました。
検討する猶予は１日しかなかったので、夫や母にも報告して同じ保育室に通っていたママに相談してみました。
すると・・・奇跡の転園通知ということが判明しました！
育休中はもちろん、転園後４ヶ月間の就労期間がない場合は転園ができない制度になっていて、私の前に４人の同じ保育室に通っているママたちに連絡があったのですが、全員育休中やもう少しで育休に突入するということで条件が合わず転園を泣く泣く断っていたということがわかりました。
我が家だけではなく、お友達のママ達も通っている保育室が大好きだったこともあり
「ちょっと残念だけど、保育室でもう少し過ごすのもありかな♫」と切り替えたそうです。
そんな４人のバトンを経て我が家に回ってきたのだと思ったら…
ありがたく受け取ろう！！と思い転園を決意しました。
結果的に後押ししてくれたママも今同じ認可保育園に通っています。
あの時わたしが転園していなかったら違う認可保育園に通っていたのかなと運命も感じております。
保育室へ転園の知らせを伝えると、先生は目に涙を浮かべながら
「淋しいけど、いいことだから」
「保育室はみんな転園しちゃうのが淋しいのよねー。でも、よかったね！」
と喜んでくれました。
年末の挨拶がそのまま卒園(退園ではなく卒園といいたい・・・！！)の挨拶となり、ひーくんははじめて通った保育室から年明け早々に認可保育園に転園することになりました。
卒園の日は涙から止まらなくて、改めて素敵な保育室に入れて幸せだったなと思いました。
子どもたちの環境を変えることは親にとっても色んな不安が生まれます。
でもきっと周りには支えてくれる人や後押ししてくれる人、一緒に喜んでくれる人がいる。
これから小学校や中学校でも転校する機会があるかもしれません。
そんな時はこの日のことを思い出そうと思います。
著者：hibik
年齢：33歳
子どもの年齢：5歳と2歳
慎重派の長男ひーくん（2013.12生まれ）とちゃっかり者の長女すーちゃん(2016.4)を育てるワーママ。仕事のリフレッシュも兼ねてInstagramで育児日記を公開しています。
インスタグラム：@hibik0511
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