こんにちは、さやかわさやこです。
前回、自称おっぱいさんとしての日々について書きましたが、今回は長男出産後にぶち当たった母乳育児の葛藤にまつわるエピソードです。
長男を妊娠中、私は母乳でもミルクでもどちらでもいいと思っていました。
恐ろしく楽観的だった私。
しかし、無事に出産を終え、授乳して母乳が出ているか測ってもらうと…
ひとり部屋に戻った私は、衝撃の母乳ゼロに内心焦りながらも、気にしないふりをしました。
しかし、そのあと何回授乳しても、ほんのわずかしか出ません。
おっぱい工場の稼働に時間がかかるのは頭ではわかっていたけれど、私の気持ちはどんどん焦り、産む前は母乳でもミルクでもいいと思っていた気持ちはどこへやら、なにがなんでも母乳を飲ませたいという気持ちになっていきました。
しかし3日たっても4日たっても、なかなか母乳の出具合は軌道に乗りませんでした。
頭の中が母乳のことでいっぱいになった私は、完母で育てたい気持ちを助産師さんに相談しました。
しかし出産した産院は母子別室で、どんどんミルクを足しましょう、という方針だったため、返ってきた答えは…
本当は完母で育てるためのアドバイスが欲しかったけれど、この時私は「そうだよね、たしかに母体を休めることも大事だし、無理しなくていいよね。そのうち母乳もしっかり出てくるよね。」と自分を納得させたのでした。
その後、もやもやとした不安を抱えながら退院。
泣いたらおっぱいをあげ、足りなければミルクを足すという、産院で教わって方法で授乳をしていました。
しかし、ここでまた頭を悩ますことに。
入院中はスケールで測ってもらえたので、どれくらいミルクを足せばいいかわかったけれど、スケールがないとなると、どれくらい足せばいいのかがわからなく、とてつもなく不安になりました。
おしっこの回数やどれくらいで起きるかなどを目安にしたらいいと言われたけれど、そんな感覚的な感じで大丈夫なのか、不安で不安でたまりませんでした。
そしてもうひとつ不安だったのが、このままミルクをあげ続けていたらいつまでも完母に移行できないのではないか、ということでした。
赤ちゃんのお世話の合間合間に母乳育児について調べまくっていた私の脳内は母乳のことだらけになってしまいました。
母乳ノイローゼを発症したさやかわさやこ。
その後の話はまた次回へ。
引き続き読んで頂けたら嬉しいです。
著者:さやかわさやこ
年齢:36歳
子どもの年齢:8歳、4歳、2歳
日々、鬼化が進んでいる主婦。インスタグラムにて育児のことや、育児にまったく関係ないことなどを、夜な夜な描いては投稿しています。ブログ『母ときどき鬼』もぼちぼち更新中です。
インスタグラム:@futomomushi
ブログ:母ときどき鬼
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。