“子どもと2人きりの外食”
母にとってとてもハードルの高い、大きなミッションである。
「外出時にお昼が重なった」
「母だって気分転換したい」
なさねばならぬ理由は色々ある。
私もある時…
平日にちょっと買い物があったので、息子と2人、電車で数駅先のショッピングモールにきていた。
フードコートでいつものように意気揚々と料理注文すると、すぐに料理ができたことを知らせる呼びだしのベルが鳴る。
待つことなくこんな直ぐに料理ができるなんて…!
さすが子連れの味方…フードコート…!!
と、うっとりしているのもつかの間。
ふとある重大なことに気づいた。
母と子2人での外食
フードコートの意外な落とし穴とは…⁉
フードコートは
料理をとりに行くのも自分!!
片づけるのも自分!!
だった…!!
いつもは息子を私が見て、その間に夫に料理を取りに行ってもらうが、本日は私オンリー。ど…どうやって、料理を取りに行こう…。
息子を席に置いて行くわけにはいかないので…
プチパニックになった私は、息子を片手で抱え料理を取りに行った。
幸い母の心の祈りが息子にも料理にも、私の左手にも通じ、無事に席まで運びきることができた。
が、万が一私が床に落ちたバナナの皮でも踏み、すっころんでいだら大惨事である。
よくよく考えたら抱っこ紐を使うなり、ベビーカーに息子を乗せ、広いスペースから回るなりすればよかった。初めての2人外食でテンパっていたとはいえ、安全を考えるとちょっと反省点が残った外食デビューだった。
子どもが小さいうちの外食
我が家がお世話になったのはここ!
そんな微妙に反省点を残した外食デビューから数か月。
昼食用のパンを買おうと、近所のパン屋さんに立ち寄ったときのことだった。
私1人きりだったら真っ直ぐ家に帰ってパンを食べるが、息子と一緒となると…、ちょっと考える。
家に帰るまでの帰り道にやれ「公園によりたい」なんて言われて道草をくい、帰宅後はオムツを変えたり、息子を座らせり…。お昼のパンを出すまでに今から30分以上はかかるに違いない。
ならば
「今ここで食べてくか!」
と、気軽な気持ちでイートインスペースに腰を下ろした。
が!!
この気軽な腰かけのおかげで、私はイートインスペースのありがたさを知ることになる。
イートインスペースのいいところ徹底紹介!
イートインスペースのいいところ その1
すぐに食べられる!
イートインスペースは料理を取りに行く手間や、食器の片付けがない分非常に手軽である。場所によっては子ども用イスもあるので、設備的にはフードコートとは変わらぬ快適さだ。
イートインスペースのいいところ その2
子どもが愚図った場合でもすぐ退席可!
外食あるある
食事途中になぜかいきなり子どもが愚図りだす…!!
「まだ頼んだご飯がきてないのに…!!」
「まだ食べている途中なのに…!!」
こんな時母1人だともう「詰んだ…」という事態になってしまう。
その点イートインスペースなら
食べたいときに食べて、食事が途中でもすぐに片づけることができる。
途中授乳で席を立つのも
オムツを変えるので席を立つのも
子どもが愚図ったから帰るのも
なんかもう、今日上手くいかん日やし帰るわも…
自由だーーー!!!
母1年生の時の私にとって、とても大きなミッションだった
“子どもと2人きりの外食”
その大きなミッションは「自由に自分のペースで外食できる」というイートインスペースの存在のおかげで、とても楽なものになった。
イートインスペースよ。
ありがとう…。
著者:ユキミ
年齢:30歳
子どもの年齢:3歳
関東出身、関西在住。3歳の息子と夫と3人暮らし。毎日成長ノンストップな息子に産後から振り回されっぱなしの新米母さんです。普段はインスタグラム(yukita_1110)にて息子の成長や日常などを絵日記にしております。
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