赤ちゃんはおっぱいを飲んだ後、吐き戻しをすることが多々ある。 娘ぴまるは、特に吐き戻しの多い子で、吐き戻し防止のために授乳後にゲップをさせようとも、関係なくよく吐いていた。
慣れてしまえば、逆流しないようにしてササっと拭いてあげるだけなので、なんてことないんだけど、まだ出産して間もない入院中に、初めてぴまるが吐き戻しをした時、私は…
大人だったら吐くのって体調が悪い時だし、てっきりぴまるも体調が悪いんだと焦って、すごく心配してしまって…。
で、来てくれた看護師さんに吐き戻したことを伝えると…
「くそー。赤ちゃんが吐き戻しするとか知らなかったしー。初めてのことでビックリしただけなのにー。そんなに怒らなくてもいいじゃんかー。」
この時、寝不足とか帝王切開の傷の痛みとかおっぱいの痛みとか疲労とかが溜まっていて、心が弱くなっていたんだと思う。
看護師さんがカーテンを閉めて出ていった後、私は悔しくてホロリと泣いてしまった。
すると…
「やめろやめろ!そんな大きい声で言ったら、他のベッドのママさん達に泣いたことがバレて恥ずかしいやろ!くっそー!」(4人部屋だった)
ぴまるの足の裏にデコピンして起こそうとしてる。
「大した量吐いてないのにわざわざ起こしてまた飲まさないとダメなの?足の裏にデコピンとかして大丈夫なの?」
初めてのことだらけで、私にはもう何がなんだかわからなかった。
それ以降は、あの看護師さんが来たら嫌だ!と思って、何かあっても毎度ナースコールを押すことをためらってしまった。
そして無事?その看護師さんとは関わることなく、退院する日になったのだが…
ぴまるを抱きながら産婦人科病棟を出ようと歩いていると、病棟の端であの看護師さんが、同じ日に退院する他のママさんに声をかけていた。
(私のことはチラっと見てスルー)
えええええ!
あの吐き戻しの1件で退院の時すらその冷たい態度!?
私にも「退院おめでとう!」をくれーーー!
色んな意味で、きっとあの看護師さんのことは一生忘れないぞ。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ぴまるママ
子どもの年齢:4歳
関西在住。すんごいキュートな娘ぴまる と すんごい天然な旦那ヒゲくん と3人暮らし。インスタグラム(@pimaru_mama)などで育児漫画など描いてます。娘が寝た後におやつを食べながら描いてます。
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