帝王切開が終わり、無事出産を終えた直後。
健康に娘が生まれてきてくれて、人生で一番の幸せを感じながら私は…
病院に来てくれた親や旦那が、娘を見てワイワイしたり、抱っこしたりしていたけど、私はそれどころではない!痛すぎて喋るのも辛ければ、抱っこなんぞ無理!だった。
自力で起き上がれないので、起き上がる時は電動ベッドの背もたれを起こして起き上がり、飲み物を飲む時は、寝たままストローで飲み、とにかく基本仰向けで寝たまま動かないスタイルで過ごした。
しかし、出産した翌日、驚愕の報告を受ける。
早く動き始めた方が、傷も早く治る!ということらしいのだが…
「昨日痛みで震えていたところなのに、今日さっそく歩けるわけねぇー!まだ尿管抜かんといて!」私の心は絶叫していた。
で、結局その日は車椅子を押してもらってトイレへ辿り着いた。
しかし、辿り着いたものの…
くそ!何も出やしない!
でもせっかく1cmずつ進んでやっと勝ち取った便座だ。この機会を無駄にしたくない。
ということで、長時間便座に座ってねばった。(心配で何度も看護師さんが見にきてくれた。)
出産の翌日はそんな感じでトイレ関係に苦戦しまくった。
しかし!その翌日。
廊下の手すりに絡まりながら、1cmずつ1cmずつ進んでなんとかトイレまで自力で辿り着けた!私、天才か!
なんと、更に翌日にはお風呂にも自力で辿り着き、シャワーもできるようになった。確実に進化している私!
そして数日経ち、遂に退院の日。
私は…
人間の回復力ってほんとすごい!と感動した1週間だった。
しかし今思い返せば…
私ったら出産した直後からちゃんとお母さんを始めてたんだよなぁ!
我が子のためなら痛みも我慢できるなんて!我ながら母ってすごい!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ぴまるママ
子どもの年齢:4歳
関西在住。すんごいキュートな娘ぴまる と すんごい天然な旦那ヒゲくん と3人暮らし。インスタグラム(@pimaru_mama)などで育児漫画など描いてます。娘が寝た後におやつを食べながら描いてます。
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