こんにちは。4歳の息子をパパの赴任地アメリカのアリゾナで育てているすずかと申します。
息子は現地のプリスクールに通っています。
ある日、フィールドトリップ(遠足)のメールが届きました。
バスで連れて行ってくれない!!
遠足はみんなでバスに乗って行くものと思っていましたが現地集合現地解散。
しかもお弁当はなくて、スクールに戻ってからランチタイムとのこと。
車が一人一台というアリゾナの車社会が前提のお知らせでした。
バスで行くスクールもあるそうなので、現地集合現地解散がスタンダードという訳では無さそうです。
遠足は自由参加です。親が働いているなどで都合がつかない場合は通常通りスクールで預かってもらえます。
遠足の後はスクールへ戻らずに帰宅を選択することもできます。
我が家は遠足後、帰ることにしました。
当日、入り口に集まって点呼を受けた後は
3歳から6歳までのクラスなので植物についての専門的な説明は特になく、コースには沿って歩きますが自由に見学していきます。
アリゾナは気温が高く乾燥した土地なので、サボテンがポコポコ生えています。
大自然の中に作られた都市なので、自宅の近所には自然のままに残された公園やトレイルがいくつもあり、気軽に登山が楽しめます。
サボテンなどの植物は近所で飽きるほどみているしなぁと思いつつ参加しましたが、ボタニカルガーデンには見たこともない植物が沢山!
ルンルンで見学して行きます。
しばらく歩き、ふと周りを見ると
大人も子供もチップスやクッキー、ドーナツなどのお菓子を片手に見学していました。
持ち物には水筒しか書いていなかったのに!
お弁当が無いからお菓子タイムも無いと思っていたのに!!
当たり前のようにみんな食べてる!!!
その様子を見て、自分も食べたいと騒ぎ出す息子。
お友達が分けてくれたり、カバンに常備してある飴をあげてどうにかやり過ごしました。
順調に歩いて行き、
みんなを集めて締めの話をする訳でもなく、それぞれの親子に個別に話しかけてゴールしたのを確認して去っていきました。
私たちはお土産屋さんでサボテンの本とサボテンのバランスゲームを買って帰路につきました。
現地集合をして各自がおやつを食べながら気ままに散策し、先生がまとめの話をすることなくさらっと終了したこの遠足。
日本の遠足に慣れていた私にとって、とても斬新でした。
今回の遠足はあくまでも息子のスクールの話なので、こんな遠足もあるのねと参考程度に読んで頂けると嬉しいです。
著者:すずか
子どもの年齢:4歳
産休を取得して出産をしましたが復帰後、パパのアメリカ赴任に帯同するために退職。2018年の冬にサボテンとグランドキャニオンの地、アリゾナにやってきました。苦手な英語と奮闘しつつ、ゆるゆると子育てをしています。
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