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義実家での食事姿勢がひどすぎて真っ青。やっておけばよかった!と後悔したこと by うだひろえ

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子どもが生まれた時、我が家のリビングダイニングは、夫婦2人用の小さなダイニングテーブル&チェアに、小さなちゃぶ台とローソファという環境でした。

しかし離乳食が始まると、それこそ試行錯誤、ちゃぶ台に豆イスか、ダイニングテーブルにハイチェアか、豆イスもベルト付きのものやテーブルが付けられるもの、ハイチェアもプラスチック製の安いものから木製のしっかりしたものまで、いろいろ試しました。

それぞれメリットデメリット、豆イスは掃除がラクだけど脱出したりなんならベルト装着したままカタツムリ状態で歩いてしまうし付けられるテーブルは小さいし不安定、プラのハイチェアは倒れそうだし木製のは重くて邪魔。
なんだかんだで結局は木製のしっかりハイチェアに落ち着いて、下の子の離乳食が始まると同様のチェアを買いテーブルも大きくして、掃除のたびに邪魔だなと思いながらも、しっかり座って食べられる安心感を取った形です。

 

 

そんな試行錯誤もすっかり忘れて、息子8歳、娘6歳になった頃。
気付いたのは、お正月、夫の実家での会食の際です。

私たちが到着すると、広間にはローテーブルの上にごちそうがたっぷり。伯父夫婦がすでに座布団に座っていて、うちの子たちを招いてくれます。

挨拶して手を洗って先にいただく子どもたち。その姿を見て、ギョッとしたのです。

息子、座布団の上にうんこ座り。娘、立て膝&テーブルにあごを乗っけ。
私、「ヒイィッ」小さく悲鳴を上げてかけ寄ります。「せめてちゃんと座って!」

言われて座った我が子たち、しかしごちそうには届かず、テーブルから顔だけ出ている状態。急いで座布団を積み上げて笑点状態、しかも正座も慣れてないからもぞもぞグラグラしつつ、なんとか形だけでも整えました。

 

普段のダイニングテーブル生活に加え、外食などで座敷で食事をする時はお店の豆イスを借りてました。しかしそれももう小さいから使わないお年頃、テーブル席の方が勝手がいいからと最近は座敷席をあまり使ってなかったというのもあります。

そしたらこんなです。
ああ、もっとローテーブルでの食事を経験しておけばよかった。
「いや違うんですちゃんとできるんですうちの子たちダイニングテーブルなら!」と叫びたい気持ちをこらえて、家に帰ったら絶対実行!と決意しました。

 

まず、子ども部屋でお絵かきする用に置きっぱなしになっていた折りたたみ式のローテーブルをリビングに持ってきました。座布団は大人用しかないので、子どもたちはハイチェアの高さ調節に使っていた固めのクッションを使用。そこに正座するとちょうどいい感じです。

しかし配膳はちょっと大変。置くたびに中腰にならなきゃいけないし、何度も立ったり座ったりするのが猛烈にめんどくさいです。あとちょっと膝をテーブルにぶつけようもんならコップが倒れてビシャーとかなるのもハラハラです。

加えて、ずっと正座はさすがにしんどいので足を崩すのはいいとしても、膝を立てたり手を後ろについたり、ダラけがちなので声がけも必要。

 

それでも、ローテーブルを出すと、そこはかとなくパーティ的な特別感があって、ちょっとワクワク。

休日のお昼ご飯に、フライパンのまま焼きそばをドーン!と出して、各々皿に取って食べるのなんて、私もラクだしワイワイ楽しいし。

すぐにちょこんと座れる気軽さからか、リビング学習も子どもたちはローテーブルを使うようになったりして。

うまく使って、楽しみながら経験を増やしていけたらいいなと思います。

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著者:うだひろえ
年齢:40代
子どもの年齢:小2と年長

マンガ家/イラストレーター。愛知県生まれ。2008年『夢追い夫婦』(KADOKAWA)でコミックエッセイデビュー。『誰も教えてくれないお金の話』(サンクチュアリ出版/監修:泉正人)が30万部を超えるベストセラーに。一男一女の子育てに奔走する生活を、ツイッターやブログで垂れ流し中。

website:http://umeyon.net
最新刊:「大学4年間の経営学がマンガでざっと学べる」(マンガ担当)(KADOKAWA)

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