出産して産婦人科に入院中、母子同室だったけど、赤ちゃんの沐浴や健康チェックのために、毎朝少しだけぴまるを新生児室に預けていた。
入院してすぐの朝のこと、新生児室の方から廊下を通り、病室まで、ものすごーく大きな赤ちゃんの泣き声が響いてきた。
「すんごい泣き方をする赤ちゃんがいるもんだなぁ」と呑気に思っていたんだけど、しばらくするとだんだん声の主が近づいてきて…
入院中、看護師さんに「この病院で一番声が大きいねー(苦笑)」と言われたり、「声が大きいのは元気な証拠よー!」とフォローされたり。
ぴまるの声量のことで一番困ったのは、病室が四人部屋だったので、ぴまるが夜中に大声で泣いちゃうせいで同じ部屋のママや赤ちゃんを起こしてしまわないかとハラハラしたこと。
ぴまるが泣き出したら「早くオムツをかえて早く授乳して早く泣き止ませなければ!」といつも焦っていた。
そして退院して、自宅で私とぴまるの二人の生活がスタート。(旦那は激務でほとんど家にいなかった)
病院とは違って、狭い家に二人っきり。
より声が響くし精神的にも鼓膜的にもキッツい!
そういえば…!
更にそういえば…!
くそー!今まで旦那の声のでかさは「まぁ会社でハキハキ喋ってた方が印象良さそうだし良いんじゃね?」ぐらいにしか思ってなかったけど、まさか子どもに遺伝して泣き声に悩まされるとはー!
ぴまるが赤ちゃんの頃は「ふぇぇん」とか「めそめそ」とか、か細い声で泣く赤ちゃんを見るといつも羨ましく思っていた。「なんでウチの子だけ…?」と落ち込んだ時もあった。
ぴまるが泣いているのを見た友達や、知らない人にまで「うるさっ!」と言われた時も辛かったなぁ。
今では4歳半のぴまる。興奮した時の声や泣き声は相変わらずデカい。
でも普通に会話をしている時の声は、どちらかと言えば小さくて女の子らしい可愛い声なので、ありがたいことに私はもうぴまるの声の大きさでは悩んでいない。
そして最近は
でもそれを見ているとすごく楽しそうで…「賑やかでなんかえぇなぁ…家族ってえぇなぁ…」と微笑ましく見ちゃってる私がいる。
泣き声が大きいのには苦労したけど、笑い声が大きいのは素敵なことだね!!
著者:ぴまるママ
子どもの年齢:4歳
関西在住。すんごいキュートな娘ぴまる と すんごい天然な旦那ヒゲくん と3人暮らし。インスタグラム(@pimaru_mama)などで育児漫画など描いてます。娘が寝た後におやつを食べながら描いてます。
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