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自宅保育中の姉弟に問題が!「姉が一人になれる秘密基地」だったはずが… by たんこ

この四月から、娘も晴れて小学一年生。
ですが、世の中は新型ウイルスで混迷を極め、我が家もわずかながら保育園の先生方の負担を少なくしようと、自宅保育に努めていました。
 

 

現在も登校再開の予定は未定で、自宅で子どもたちと三人、運動会をしながら過ごす日々が続いています。
 
そんな中で、ある問題が生じました。
 
我が家は4歳差兄弟。
6歳になる上の娘は随分と落ち着いて遊ぶようになり、自主的に黙々と勉強や、読書する時間も増えました。
しかし、下の息子はまだまだやんちゃ盛りの2歳児。お姉ちゃんとふざけて遊ぶのが大好きです。
そんな息子は一日中、お姉ちゃんを追いかけ、お姉ちゃんに絡みついているのですが…

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お姉ちゃんも少しずつ、そっとしておいてほしい時間が増えてきたようでした。

そこで私は、娘が一人になれる秘密基地を作ろうと思い立ちました。
しかし、そんなに広くはない我が家。
子どもテントを置いても、パワフルな息子にすぐに見つかり、壊されてしまう…
そこで購入したのがロフトベッドでした。

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寝相がフリースタイルな娘は、転落のリスクもあり目が離せず、一人で寝るのはまだ出来ないにしても、
ちょっとした時に上にのぼれば、一人の時間を過ごせるはず…
 
そう思ったのですが…
 
小さな子ども部屋の中の大きなロフトベッドを見た娘は、大興奮で大喜び。
上のベッドスペースをぬいぐるみでいっぱいにして、弟を誘い込み、大はしゃぎです。
最初はハシゴにおっかなびっくりだった息子も、お姉ちゃんの丁寧なレクチャーで
いつの間にかハシゴを上手に登れるようになり…

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上で仲良く、遊ぶようになりました。
 
ベッド下のスペースには、机や本棚、おもちゃ箱を置いているのですが
そこも秘密基地のようで、二人は大喜び。
肩を並べて、お絵描きしたり、おままごとしたり…
結局、離れられない二人。

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一人で行けばいいのに、まだちょっと怖いのか、二階の子ども部屋に行くにしても
弟を誘っていく娘。
息子からはまだ目が離せず、私もついていくのですが
娘は上手に弟をフォローしながらハシゴを登り、『ママおしごとしてていいよ!』と母を追い出す始末。
 
上と下で上手に住み分けている時もあるのですが、
結局ふたりでくっついて、仲良く遊んでいる子どもたちを見ると…
長い夏休みのようで、それでいて外にも行けず、お友達とも遊べない今の時間。

家族や兄弟とひたすら向き合うこの時間は、私と息子にとっては
これからあっという間に手が離れていく娘との、ボーナスステージのようなものなのかな、と思えるようになりました。
 
時々怖いママと、時々うっとうしい弟に絡まれながら、
成長し続ける娘のひとりの時間も、守っていけたらいいなと思っています。
 
 

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著者:たんこ
年齢:31歳
子どもの年齢:6歳と2歳
発達ゆっくりさんな娘と能天気な夫と、新たに加わった暴れん坊な息子と暮らす、元ひきこもりの凶暴な大根です。

instagram:@kei_mio
twitter:@mio_tanko

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