「検査の結果をお伝えしたいので、明日にでも病院へ来られますか?」と言われたのは妊娠32週の時でした。
わざわざ呼び出されるなんて、何に引っかかったんだろう…。
早く知りたい気持ちと知りたくない気持ちでドキドキしながら1日を過ごし、次の日に病院へ向かいました。
そこで聞いた結果は
「GBS(B群溶血性連鎖球菌)」という聞きなれないものでした。
お医者さんの説明によると
・この菌自体は特に悪いものではなく、普通にいるもの
・ただ産道を赤ちゃんが通る際に赤ちゃんに感染する可能性がある
・感染すると細菌性髄膜炎や肺炎など色々な病気を引き起こすことがある
・GBSを保有しているからと言って、必ず伝わるものではない
・伝わったとしても、発症する率はとても低い(1%以下)
とのことでした。
お医者さんは「今日から抗生剤を7日間内服して、お産の時に抗生剤を点滴すればほぼほぼ大丈夫だから!うち(個人病院)でも月に2~3人はGBSを保有している妊婦さんがいるからね。そんなに特別なことではないし、ママのせいじゃないから。自分を責めないでね!責めちゃダメだよ!」と、とても優しく励ましてくれました。
が、「ママのせいじゃないから。自分を責めないでね!」と念を押されると、逆に「自分のせいなの…?」と落ち込みました。
落ち込んでも、わたしに出来ることは貰った薬を飲むことだけ。不安は残るものの、いつも通りの生活に戻りました。
そして、ついにきた出産の時!
陣痛がきて病院に着いたのは夜中でしたが、それから出産する次の日の夕方まで、何度か抗生剤の点滴を打ちました。そして、出産の時も。
不安だったか?というと…
陣痛が痛すぎて、不安どころではありませんでした(笑)
本当にそれどころではない。
産まれてきた赤ちゃんには何の問題もありませんでした!
「とても低い確率」「ほとんど問題ないこと」だと言われてもずっと不安でしたが、無事に産まれてきてくれて良かったです。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:あひる
年齢:アラサー
子どもの年齢:3歳と1歳
お喋りな姉妹に振り回されているお母さん。心配性で育児中もすぐに不安になるタイプです。おおらかでドーンとしているお母さんに憧れながら日々邁進中。
ブログ:ぐーたら育児生活
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