妊婦さんグッズとしてよく紹介されている「抱き枕」。
正直なところ、本当に必要なものなのか半信半疑でした。
そんなわたしが抱き枕を購入したのは、つわりの時です。
気持ち悪くてよく眠れない日が続き、とにかく少しでも楽になればと購入しました。
つわりの時だけでなく、妊娠中を通して「シムスの体位」をとると良いと言われています。体を横向きにするこのシムスの体位のときに、抱き枕が活躍するというのです。
さっそくパッケージの写真を見て、体の左側を下にして抱き枕を抱いてみました。
「左手はどうしたらいいんだ・・・?」
わたしの体が硬いのか、写真のまねをすると肩が外れそうになるし、抱き枕の下に手をやると腕がしびれてしまいます。
結局、いまいち姿勢が定まらないままつわりは終わりを迎え、抱き枕を抱く機会が減っていきました。
セミダブルのベッドで抱き枕は結構な場所をとるため隅に追いやられ、布団が人型にふくらんでいるため「誰?!」と何度もびっくりさせられました。
そんな抱き枕の本当の出番は、お腹が大きくなってきた妊娠7ヶ月頃からでした。
妊娠初期の「左手はどうすれば問題」は、高めの枕と抱き枕の間に左手を通すことで解決!
つわりの時からこうしていればよかったです。
眠りが浅くなってきた妊娠後期には「もう、こいつ(抱き枕)がいないと眠れない!」という状態に。
里帰り出産のため飛行機で地元に帰ったのですが、もちろん抱き枕も一緒です。
宅配便にするとかさばるため、夫がバックパックのリュックに入れて連れてきてくれました。
陣痛がくるその日まで、抱き枕には本当にお世話になりました。
・・・で終わると思ったら、抱き枕の出番は出産後もありました!
授乳クッションとしても、とても役に立ったのです。とくに授乳姿勢に慣れないうちは、赤ちゃんを授乳しやすい高さに抱っこできてとても便利でした。
一度はベッドの隅に追いやられた抱き枕ですが、妊娠中・産後をとおして本当によき相棒となってくれました。
ありがとう、抱き枕!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:かめかあさん
年齢:30代
子どもの年齢:0歳
2019年8月に男の子(ごんさん)を出産しました。結婚10年目ののんびり夫婦+7歳のリクガメ+新入りごんさんで楽しく暮らしています。妊娠中からインスタグラムで絵日記を描いています。
インスタグラム:@kamekaasan
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