こんにちは。石塚ワカメです。
フリーダムすぎる小3男児と3歳女児、激務で影の薄い旦那と余裕なく暮らしています。
今から、科学的な根拠とか研究者の論文とかとかで発表されたわけではなく、あくまで私のつたない育児経験のうえでのお話をします。
子どもは、大きく2種類に分けられます。
「よく寝る子」と、「あまり寝ない子」です。
前者は、ネットなどでたまに流れてくる「ありえない場所で寝落ちしている子どものおもしろ画像」などで見られるような、遊び疲れて気づいたらその辺で寝てる子。
後者は、いくら体力の限界まで遊び疲れてもギンギンで夜更かしする、または眠いはずなのになぜか寝ず、超絶不機嫌になる子。
あなたのお子さんはどちらのタイプでしょうか?
我が家の子ども達は…思いっきり後者です!!
そう、寝ない!!!
育ち盛りの子どもたちにとって、睡眠はとても大事。それは嫌と言うほどわかってます。
親にとっても、子どもが寝ている間のフリータイムはめちゃくちゃ貴重。
寝かせられるものなら寝かせたい!
なんとしてでも1分でも多く寝かせたい!
しかし寝ない子は、とにかく「寝たら負けだ」とばかりに寝ないのです。
まあそれでも抱っこ紐やベビーカーなどの乗り物に乗せて長時間動いていたら寝てたってことはありますが、お約束のように下ろすと起きる。いざ横になって寝かすとなると「真っ暗にしてガチに寝かしつけ」がセットじゃないと寝やしません。
放っておいたら寝る子や、ありえない場所で寝落ちする子どもの姿なんて、我が家にとってはツチノコ…いや神話の神々くらい遠い存在。もはやUMA。
友人の子ども(当時3歳しゃかりき男児)は、お昼寝しないかわりに夜7時には疲れ果て倒れるように寝ると言っていて驚愕したのですが、うちの子たちは昼寝しようがしまいが、夜10時まで寝ず、なぜか朝6~7時にはしゃっきり起きて遊びだします。
あまりに我が子がショートスリーパーなので、私もいろんな本を読み調べました。
しかし、朝から体や頭を使わせてたくさん遊ばせようが、丸一日テレビやスマートフォンから離そうが、早めに照明を暗くしようが、お風呂にゆっくり浸かろうが、アロマオイルを焚きまくろうが、絵本を読むなど“寝る前のお約束ごと”を試そうが、寝ないものは寝ない。
息子にいたっては年少の途中から昼寝を完全拒否。みんながお昼寝しているなかひとり騒いでうるさいので、お昼寝時間が終わるまで先生の休憩室で過ごしていました。保育のプロも匙を投げる息子の寝なさ。
──なぜだ。
眠くないのか?
睡眠は大事なのになぜ寝ないのか??
現在8歳になり、ある程度自分の身体と気持ちを言葉で表現できるようになった息子にその心を聞いてみたところ─
「眠いけど寝たらもったいない。もっと遊びたい」
だそうです。
お、おう…。
でも、わからないでもない。
ていうかめちゃくちゃわかる…。
奇跡的に子どもたちが早く寝て、黄泉の国(寝かしつけからの寝落ち)から復活した日とか、母ちゃんもだらだらとネットしたり映画見たり、つい夜更かししちゃうもん。次の日どんなに起きるのがつらくなるってわかってても、ビールあと1本開けちゃったりするもんな…。
冒頭にも書いたようにこれはあくまで私の主観ですが、遺伝か環境か生まれつきかはわからないけど、寝ない子は寝ない。
“ふつうに寝る子を持つ子”を対象とした“子どもがよく寝る方法”をいくら試そうが寝ないものは寝ないので、「そういうもんだ」と思って諦めてみるのはどうでしょうか。
お子さんがあまり寝ないのは心配だけど、たくさん寝る人より短い時間で脳と身体を休ませられて効率がいいとか、たくさん寝る人より時間を有効利用できるとかの利点もあるかもしれません。しらんけど。
最後に、背中スイッチを搭載したお子さんが抱っこで寝たときに布団に置くときの秘技を教えたいと思います。
これはベテランママさんに教えてもらった方法なのですが、勝算は6割。あくまで我が家調べなのですが、4割失敗して起きちゃいましたが、6割はそのまま寝てくれました。
せっかく寝た子を起こすのも面倒だから…と抱っこしたままのお母さんも多いと思いますが、子どもが重くなってくるとずっと抱っこしてるのもつらいので、ダメ元で試してみるといいかもしれません。失敗したらごめんなさい!
世のショートスリーパーのお子さんをお持ちの親御さんがた、つらいけど、適当に頑張りましょうね~!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:石塚ワカメ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:7歳男児、3歳女児
余裕のないアラフォーがフリーダムすぎる子どもたちの成長を絵日記ブログなどで綴っています。著書は「毎日が育ジーザス!!(主婦の友社)」など。
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