初めての妊娠。
生理がおくれ、産婦人科で診てもらって「おめでとう」と言ってもらったのは妊娠5週目くらいでした。
いろいろ不安や戸惑いもありましたが、憧れていた「妊婦生活」。
早速、赤ちゃん雑誌を買って、未知の世界にワクワクしていました。
その中でもよくある
「うっ」と口を押さえて、洗面台でつわりを感じるあのシーン。
つわりは辛いとは聞いていましたが、妊娠出産には陣痛と同じようにつわりがつきものだと思っていたあの頃。
誰もが通る道のTHE妊娠の名シーン…
とうとう自分がやる時が来たんだと、ちょっとだけワクワクしていました。
そして、心拍がしっかり確認できた8週目、待ちに待った母子手帳が発行されました。
母子手帳を手にすると、自分が本当に妊娠してると実感…!
ですが…
つわりがくる時期は人それぞれですが6〜12週くらいだそうです。
ですが、待てど暮らせどつわり症状が出てきません…
当時職場に同時期に妊娠した同僚がいました。
勤務中にぐったりしていたり、トイレに駆け込んだまま戻ってこなかったり…
なんてTHEつわりに襲われている日々を過ごす同僚を見て
今に来るつわりに覚悟を決めていたのですが…
つわりが来ません。
ネットで調べると「大半の人」につわりが起こると書いてあり、症状は大小様々。
食べ物の匂いで気持ちが悪くなる…
お腹が空くと気持ち悪くていつも何か食べてしまう…
何か食べると吐いてしまう…
何も食べられず、体を起こすこともできないほどで
入院する人もいるほど…
なのに、なんともない!!
なぜつわりが来ないのか…
調べてみてもわかりません。
初めての妊娠。
大半の人がなる「つわり」がないってどうしてなの??
不安に襲われました。
妊娠初期の妊婦健診は1ヶ月に一度。
8週に差し掛かった時に健診を受けて、次に病院にいくのは4週間後。
その間、つわりもなく、体調の変化もなく、食べ物の好みも変わらず
ただちょっとよく食べるようになっただけの日々。
つわりに苦しむ日々を望んでいたわけじゃないけど、つわりが来るのが当たり前と思っていたので、つわりが来ないことが異常な症状なのかと心配になりました。
赤ちゃんがお腹にいる知らせだと思っていたので
一切の気配も見せない赤ちゃんが、元気にお腹で育ってくれているのか…
つわりのない日々は、赤ちゃんの存在を全く感じることのできない不安な日々でした。
そして待ちに待った4週間後。
1ヶ月ぶりにみた赤ちゃんは、すでに人間の形になっていて、元気に手足を動かしていました!
そこで先生につわりがなくて不安だったことを話したら…
先生はそう言ってくれました。
そう。
つわりがないのは「ラッキー」だそうです。
なぜつわりが起きるのか、なぜつわりがないのか、医学的根拠はまだはっきりしてないらしいのですが…
でもないならないに越したことはない。
それがない私はラッキー妊婦だったようです。
そしてそのラッキーは3回起こりました。
3人子供がいる私は、3回の妊娠で一度もつわりが起きたことがない超ラッキー妊婦でした。
初めての妊娠の時は、つわりがないことを不安に思っていましたが
二人目以降は本当に自分の体質に感謝でした!
つわりの辛さを知らない私ですが、周りのママ友の話を聞き
「終わらない胃腸炎」という表現に心底ゾッとしました…
ノロだのロタだので2、3日寝込んだことはありますが、
上の子の面倒を見つつ「あの苦しみ」が数週間続くなんて…
「つわりが嫌で…」と二人目の二の足をふむのもうなずけました。
つわりがないことでの不安なんてつわりに苦しむ妊婦さんの大変さに比べたら
アリンコほどの些細な不安だと思いますが、こんなラッキー体質もあるんだと
いうお話でした!
ちなみに毎回20キロ太りました☆あ、これはつわり関係ないですね(笑)
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:リコロコ
年齢:30代
子どもの年齢:6歳、4歳、2歳
元気が過ぎる三人の子どもたちと、頑固だけど子煩悩な旦那と暮らしています。自身の体験談や、子どもたちとの日常を育児漫画をSNSで書いています。
インスタグラム:@ricoroco.2019
ツイッター:@ricoroco2019
ブログ:無邪気な子鬼たち~3人育児絵日記
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