こんにちは、さやかわさやこです。
前回からの続きになります。
高熱と岩のようにガチガチになったおっぱい。
授乳中の長男の手が軽くかすめるだけても、飛び上がるくらいの痛さでした。
乳腺炎に対応する知識がなかった私は、わからないなりにとりあえず検索して、胸を保冷剤で冷やし、母乳がつまっている箇所を圧迫しながら搾乳をしました。
しかし、そんな付け焼き刃の知識でどうにかできるわけもなく、変に搾乳したせいか余計に痛みがひどくなってしまいました。
半泣きになった私は、市の相談窓口に電話をし、アドバイスをもらうことに。
本当は出産した産院で対応してもらえればよかったのですが、完母でいきたいと伝えたときに冷たく突き放された苦い経験から、それは難しいと伝えました。
※詳しくは以前のお話をご参照ください
保健師さんはしばし考えたあと、私に近隣の助産所の連絡先を教えてくれました。
電話を切ったあと、紹介してもらった助産所を調べました。
しかし、いまから約8年前は、今ほど情報がサクサク調べやすくはなく、検索してもひっかからなかったりで、どの助産所がベストなのか判断がつきませんでした。
そこで私は直感で惹かれた一軒の助産所に思い切って電話をしてみました。
電話をするとすぐに繋がり、私は必死に状況を伝えました。
助産所の場所は、がんばれば電車と徒歩で行けなくもない場所でしたが、寒空の下、高熱と激痛の状態で長男を連れて行くのは、とても辿り着けないような道のりでした。
すると助産師さんは…
助産師さんの神のような申し出に、私はほっとしました。
それから一時間もかからずに助産師さんは家にきてくれました。
玄関のドアを開け、助産師さんに対面すると…
『このお方なら間違いなく救ってくださる!』
そんなオーラをビシバシと感じたのでした。
次回、助産師さんのゴッドハンド炸裂。
引き続き読んで頂けたら嬉しいです。
著者:さやかわさやこ
年齢:36歳
子どもの年齢:8歳、4歳、2歳
日々、鬼化が進んでいる主婦。インスタグラムにて育児のことや、育児にまったく関係ないことなどを、夜な夜な描いては投稿しています。ブログ『母ときどき鬼』もぼちぼち更新中です。
インスタグラム:@futomomushi
ブログ:母ときどき鬼
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