こんにちは。石塚ワカメです。
フリーダムすぎる小3男児と3歳女児、激務で影の薄い旦那と余裕なく暮らしています。
みなさんのお子さんは「おうちのお手伝い」してくれますか?
3歳の娘は、頼んでもないのに「おてつだいするわ」と言って台所に乱入してボウルひっくり返したり、靴下1足につき洗濯バサミを3~4個みっしりつけて洗濯物を干したりしてくれたりと、まだ「やる気」と「実力」のバランスがちょっと不安定。
今はまだ「やる気」を摘まずに適当に育んでおいて、「戦力」になってもらうにはもう少しおねえさんになってからかな~。
その点、上の子は現在小3なので、年齢的には戦力になりそうなものですが…
ご覧の通りのだめんずボーイ!
おいおいおい。
君たちが大人になる頃には男性も女性と同じくらい家事や育児するのが当たり前になると言われているのに、どういうことだ!
もしこんなぐうたらが自分の旦那だったらブチ切れるぞ!
ていうかよく考えたらウチの旦那そのものだわ!!!!!
これはマズイっ!どうにかせねば!!
と悩んでいた頃、ちょうどコロナの関係で学校が長期休校になったので、息子に家事を教え込むことに!
最初はパンケーキ作りなどの簡単なメニューで朝食作りから。
1~2日は楽しんでやっていましたが、すぐに飽きてやらなくなりました。
つぎはゴミ捨て、お風呂洗い、洗濯物畳み。
これらは面白みが少ないからか最初から渋るので、1回10円のお小遣い制度を打診したところ、俄然やってくれるようなりました。
はいっ。で、つぎに息子に頼んだのは、3歳の娘の子守り。
保育園が休園中で、猫の手も借りたい状況だったのでこれは本当に助かりました。
絵本1冊10円、おままごと遊び10分/10円、寝かしつけ1000円。
いつもは喧嘩ばかりしているきょうだいですが、賃金が発生することでものすごい真面目に子守りをしてくれました。
小学生相手に「寝かしつけ1000円」の費用感は高く感じるかもしれませんが、お昼寝を嫌がる娘をどうにかノセて布団まで導き、絵本を読んでトントンして完全に寝かしつけるまでに毎回1~2時間はかかるので、寝入ったあとの時間も考えても1000円は妥当だと思ってます。
でも寝かしつけは毎回失敗するので、1000円全額払ったことありません(努力賞で少し払う)。
もうお気づきのかたもいるかもしれませんが、こうなったら「お手伝い」ではなく、もはや「バイト」ですね…。
これには賛否両論あるかと思いますが、個人的には将来社会に出たときのことを考えると労働に賃金が発生することを感覚的に掴むのは大事だと思っております。
休校が開け放課後は遊びや習い事に忙しい日常に戻りつつある昨今。相変わらず脱いだものは脱ぎっぱなしな息子ですが、母が体調不良で寝込んでいるときに、娘に朝食を食べさせてくれたり(シリアルなどの簡単なものですが)、お風呂を洗ったり、機転を利かせて動いてくれることも増えてきたように思います。
子どもたちが大きくなる頃には、ひょっとしたら外食やお手伝いロボットが当たり前になり、今より家事をしなくて済むようになるかもしれない。注意力散漫な息子には、普通の人と同じようには家事ができないかもしれない。
でも必要に応じて臨機応変に動ける力は身に着けさせておきたいなと思う今日このごろです。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:石塚ワカメ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:7歳男児、3歳女児
余裕のないアラフォーがフリーダムすぎる子どもたちの成長を絵日記ブログなどで綴っています。著書は「毎日が育ジーザス!!(主婦の友社)」など。
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