2度の流産で、医師から『不育症の疑いがある』と言われていた私。
流産をした際には、夫もかなりショックを受けていました。
なので、妊娠が分かったからといってすぐに夫に報告するのをためらってしまいました。
「どうせまたダメかもしれない…」
「期待させて、また悲しい思いをさせるかもしれない…」
流産をしたのは妊娠3ヶ月頃の事だったので、3ヶ月を超えることが出来たら報告しようか…などと色々考えたのですが、『大の〇〇好き』の私には無理でした。
2人で焼肉を食べに行った時の事……
私は大のお酒好き。
『焼肉の時にビール飲めないのは拷問』
とさえ言っていました。
そんな私が焼肉の時にウーロン茶を頼んだのがよほど衝撃だったらしく、妊娠はすぐにバレてしまいました。
夫は
『あまり期待するのが怖い』
『素直に喜べない』
私の気持ちを察したのか(違うかも)、
「おめでとうはまだ言わないでおこう」
「でも無事に産まれてくれたらすごいね!」
と言っていました。
夫に話したいことが沢山溜まっていた私……
妊娠検査薬を使った時の話、病院に行った時の事、赤ちゃんの心音がちゃんと聞こえた事、先生におめでとうと言われたのにそっけない態度をとってしまった事……
マシンガントークをかましながら、焼肉をたらふく食べました。
ウーロン茶をお供に。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ちい
年齢:35歳
子どもの年齢:4歳
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