こんにちは。
4歳のおしゃべり息子を育てているすずかと申します。
息子が寝返りをしだした頃、ふっと思い出したことがありました。
当時、すべてにイヤイヤと癇癪を起こしていたのをぼんやりと覚えています。
こんな無垢な息子もいつかイヤイヤ言い出してしまう。
記憶の中の私は相当イヤイヤ言っていました。
息子があの頃の私のようになってしまったら私は耐えられるのだろうか…。
自己主張が強くなることは成長の過程で必要なことでもあるので仕方がないのですが、何とか私が受けるダメージを減らす方法はないものか…。
子供が自分の意思を主張することは悪いことではない。
その主張の仕方にイライラしてしまうのでは?と当時の私は考え、「ちょうだい」は「ください」など丁寧な話し方を教えることにしました。
また、「イヤ」という言葉は極力使わず、息子が離乳食を食べずにそっぽを向いてしまった時などは「これイヤだったの?」ではなく「これは好きじゃなかったんだね」と言うようにしました。
1歳を過ぎたあたりから話し始め、どんどんおしゃべりになっていく息子。
さて、丁寧な話し方の効果はというと…。
癇癪を起こす息子にムッとはするのですが、命令口調での主張ではないので想像していたほどイライラすることはありませんでした。
何を伝えたいかを聞き取り、どう対処するか考える余裕もありました。(毎回ではありませんが…)
泣きながら丁寧に訴える姿に心の中でクスッとすることもあるので、悪くない作戦だったと思います。
そのお陰か、気がつけば自己主張の激しい時期が終わっていました。
依頼するときは「ください」と教えていたのですが、いつしか「いただけますか」も使えるようになっていました。
お店やテーマパークで覚えたようです。
「ママ、ぎゅうにゅう!!」とお願いされるより、気持ちよく依頼を受けることができるので、これはこれで良いとそのままにしています。