妊娠37週の正産期に入ってから、なるべく早く産みたくてスクワットや踏み台昇降などの運動をはじめました。
と言うのも、お腹のわが子は週数相当より大きめで、特に頭囲が大きく、予定日を過ぎるとお産が大変だと言われていたためです。
妊娠してはじめて知ったのですが、世の中には「これをすると陣痛がくる(かも)」という「陣痛ジンクス」があるそうです。
有名なのは「満月や満潮の日」。地球の潮の満ち引きとも関係しているとかで、なんだか信憑性を感じます。
他には「焼肉を食べる」「カレーを食べる」「オロナミンCを飲む」など、元気が出たり刺激になりそうなジンクスもあります。
38週0日目が、ちょうど満月の日でした。
スクワットや踏み台昇降をはじめて1週間。
そろそろ陣痛がきてもおかしくないかも!とそわそわした私は、里帰り中の実家の母に「焼肉ジンクスっていうのがあるらしくて・・」と相談しました。
毎日スクワットばかりしている私を見ていた母は「わかった!今日は肉を焼こう」といって、スーパーへと出かけて行きました。
今日は焼肉を食べて寝よう。
今夜は満月。
もしかしてもしかするかもしれない!
ところが晩ご飯の時間になり、出てきたメニューにびっくり。
そこには焼肉ではなく、豚の生姜焼きが。
得意げに「十勝産のホエー豚!いい肉だよ!」と言う母に訂正することもできず、その晩は豚の生姜焼きをおいしくいただきました。
その日は一応どきどきしながら布団に入りましたが、
ぐっすり眠ってすっきり朝を迎えました。
やっぱり豚の生姜焼きじゃ陣痛はこないよね。
そう思ってトイレに行ったところ、ポンッと何かが飛び出したのです。
恐るおそる便器を見ると、コルク栓くらいの透明の塊りが沈んでいました。
結局、陣痛がきたのはそれから5日後。
予定日の8日前に無事出産しました。
あの日出た透明の塊りは「粘液栓」というもので、出る人と出ない人がいるそうですがおしるしのようなものだったそうです。
ということは、陣痛こそ来なかったけど、私には生姜焼きジンクスが効いたの・・・かな?
今でも生姜焼きを食べると、あの時のことを思い出します。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:かめかあさん
年齢:30代
子どもの年齢:0歳
2019年8月に男の子(ごんさん)を出産しました。結婚10年目ののんびり夫婦+7歳のリクガメ+新入りごんさんで楽しく暮らしています。妊娠中からインスタグラムで絵日記を描いています。
インスタグラム:@kamekaasan
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。