「赤ちゃん元気で良かった……でもさ……赤ちゃん元気で嬉しい……でもさ……」
何とも言えない気分で病院から帰った時のお話です。
不育症の疑いがあったため、妊娠初期は健診の頻度が通常より多く、私は5日おきに健診を受けていました。
(異常がない場合、妊娠初期はだいたい2週間おきの健診)
母子手帳は、先生のOKが出てから取りに行くように言われていたので、母子手帳が貰えるまでに3回ほど健診に行きました。
健診内容は、簡単に言えば『赤ちゃんが元気に生きているかどうか確認する』という感じ。
私自身も流産への不安があるので、赤ちゃんが無事に生きていることを知れると、とてもとても嬉しいのですが……
母子手帳を貰っていないという事は、【妊婦健診の助成券】を貰っていないという事……健診費用は全て実費でした。
初診がだいたい1万円。
その後の健診はだいたい8,000円でした。
赤ちゃんが元気に生きていることを知って安心した気持ち、嬉しい気持ち……
そしてその後に突き付けられる8,000円……
でも赤ちゃんが元気な事を確認できたので、お金のことを考えるなんて不謹慎なのか……
などと、何とも言えない気分で毎回病院から帰っていました。
妊娠・出産に関するお金の問題は、思うところ多々あるんですが、この時は本当に叫びたかったです。
『せめて保険適用にしてくれ…!!』
『いや!!無料にしてくれーーーー!!!!!』
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ちい
年齢:35歳
子どもの年齢:4歳
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