こんにちは。tomekkoです。
インスタで以前募集したお悩み相談、今回は『きょうだいゲンカ』についてお答えします~。
お答えしますなんて、いかにも育児に慣れて自信があるように見えますねw
実際には毎日ジタバタ振り回されながら、しくじりながらも青色吐息でどうにか生き延びてるポンコツ母さんの体験談です。
今回なんて8年育児してきて子どもたちのやりとりに「ほぉ~!」と思った次第で、子育てって本当に毎日学びだし子どもたちから教えられることが多いなぁとつくづく実感しています。
「3兄弟、いつもほのぼのした絵日記が多くて、ケンカなんてするの?」
とご質問いただくこともあるんですが、まぁ毎日ほぼほぼケンカ勃発ですよ(嘆息)
長男と次男、次男と三男がそれぞれ毎日のようにケンカしています。長男と三男は7歳離れているのでさすがにケンカはないけど、いつも長男が我慢してしまっているように見えてちょっと気になっています。
長男と次男のケンカは、実は見るようになったのはここ1~2年の話。
それまでは、次男がまだ小さかったこともありやはり長男が譲ってあげており、ケンカになりませんでした。
ケンカをしない、一見仲良さそうに見える兄弟というのは、正直親としては楽。
でもいつでも次男の要求に譲っている長男は、優しさというより諦めゆえの行動のように見えてモヤモヤ。
長男にはストレスがかかり、次男はどんどんワガママになってしまう感じがして、本当にこれでいいのか?お互いにとって良くないんじゃないか?と夫婦でもよくどう介入したものかと相談していました。
長男には
「平和も大切だけど譲れないものを持つことも必要。大事なものは守り通す意志を持とう」
と伝え続け、次男には
「譲ってもらって嬉しい気持ちをお兄ちゃんにも返そうね」
と伝えてきました。
分かってるんだかどうだか…と思っていましたが、最近は少しずつ長男が自信をつけてきたのか、次男とはケンカをするようになって、変な話ですが少し安心した大人たちなのでした。
一方次男と三男はいかにも兄弟っぽいガチ喧嘩をひっきりなしにしています。
三男が喋るようになり、兄の使っているものはなんでも欲しくなるお年頃なので一つのおもちゃを取り合うような争いがしょっちゅうです。
絶対に次男に「お兄ちゃんなんだから譲ってあげなさい」とは言いたくない。まぁ内心(あれだけ長男に譲ってもらってるんだから少しは学べ―!)って思いますけどねw
2人がどうにもこうにも譲り合えないので「順番に遊ぼうね」だけ何度か言って後は静観していると、しばらくすると次男が無言でおもちゃを差し出しました。
もうめちゃくちゃに褒め称えました。二人とも。
先に譲ったことで、次男のやることはなんでも真似する三男がちゃんと譲り返すことができて、お互いに気づきがあったようでその後は二人でケラケラ笑いながら順番に遊んでいました。
あぁ、子ども同士で勝手に学び合うっていうのはこういうことなんだなぁ、と目の当たりにしてジーンとしました。
次男の心は、4歳になって目に見えて成長しました。
その分今まではあまり気づかなかった繊細なところも見えてきているので、真ん中っ子ならではの苦労にも寄り添っていけたらと思います。
きょうだい喧嘩、どこまで介入するべきか、ワタシも今でも正解は分かりません。
それぞれの子どもの年齢差や性格にもよると思いますが、一方的なものでない限りはある程度静観したり、口を出すとしても中立的なアドバイスに留めておくと、勝手に子ども同士で折り合いをつけることもあるのではとも思います。
間違ってもどちらかを断罪したり、諦めさせたり譲らせたりするような価値観の押し付けはしないようにだけは気を付けよう!(自戒!)
著者:tomekko
年齢:37歳
子どもの年齢:長男8歳、次男3歳、三男1歳
おっとり長男、もっちり次男、たぶんあっさりな三男という、男子三兄弟に日々育てられています。いつも眠い夫にちょっとイラつきつつ、ドタバタな毎日のようすを描いた育児絵日記をインスタグラムに投稿するのが楽しみ。
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