こんにちは白目みさえです。
様々な妊娠トラブルはあったものの、出産する産院も決まり
臨月間近ではありましたが、引越しをすることになりました。
まさにこんな感じ。
私はあれこれ考えていました。
窓際にベビーベッドを置いて…おもちゃはここに収納して…赤ちゃんの服やオムツを入れる素敵なタンスを…と赤ちゃんとの素敵な新居生活を夢見ていたわけです。
ひとり目ということもあり、妊娠出産はスムーズに進んでいくものだと思っていたので、臨月から予定日までの1カ月間に、新居を片付けて環境を整えるつもりでした。
「そうだ!赤ちゃんの靴下を編もうかしら?」
「赤ちゃんが寝返りをはじめたときのために、ラグを手作りしちゃう?」
みたいな。もう完全にマタニティハイ。
そして引っ越し当日。
近年まれに見る大雪。
私が住んでいる場所はほとんど雪が積もりません。
それでも引っ越しは今日だと業者や大家さんには伝えているので、今日退去するつもりで準備は進めました。
段取りとしては、引っ越し業者のトラックに荷物を積み込んだら、私たちは旧居の掃除や片付けを行い、自分たちの車に乗る分くらいの荷物を持って時間差で新居に向かう予定でした。
新居には鍵を持った義母が待ってくれているので、引っ越し業者が先に荷物を新居に運び込んでくれることになっていたのです。
引っ越し業者が出発して2時間後。
なんだか吹雪いてきました。
テレビもないので、旦那のワンセグケータイで現状を確認。
テレビの中の人はおっしゃってました。
「これからがピークです!」と。
あ。今からなんや。もうすでに結構外ヤバいけど。
無事引っ越し終えられるんかなーと思っていた矢先に…
普段雪が降らないために、雪に弱い地域なので。
あちこちで事故がありーの、道路が封鎖されーので引っ越し業者が新居にたどり着けなくなったというご連絡が。
荷物は一晩業者の方で預かってくれることになったのですが…。
当然現段階で業者が新居にたどり着けないということは、私たちも新居にはいけません。
というかたどり着いたところで、ベッドも布団も服も何にもありません。
仕方なく大家さんに事情を話し、もう一日引っ越しの日を延ばしてもらうことに。
(「今日するつもりだったの!?」とむしろ驚かれました)
とは言え…
備え付けのエアコンがあったことがまだ救いで。
今家にあるのは道中で粗大ゴミとして引き取ってもらう予定だったシングル布団1組と、充電器や財布携帯などの最低限の荷物のみ。
旦那とギッチギチになってシングルの布団にくるまり、エアコンをガンガンにつけて。
カーテンがないので地味に入ってくる冷気と戦いながら一夜を過ごしました。
そして次の日。
なんとか雪が止んだので片付けを終えて新居に向かったのですが…。
新居埋まってました…。
誰も住んでないので当然なんですけど。
引っ越しより何より、そこにいる全員でまず雪かき。
連載でも描かせて頂いたのですが、この次の日の妊婦健診で私は入院することになります。
赤ちゃんを迎える準備を整えるどころか自分たちの引っ越しの片付けもままならないままに…。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:白目みさえ
年齢:30代
子どもの年齢:6歳、5歳
心理師として精神科に勤務するとしごの母。生粋のオタクです。基本的に白目をむいて育児をしており、その様子をカルタにしたものを増産しています。ライター、イラストレーターとしても活動中。
インスタグラム:@misae_mon
NAPBIZ公式ブロガー:「日々白目むいてます」
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