こんにちは、ユーラシアです。
我が家では夕食後~就寝前は遊びの時間として、リビングでおもちゃを出して遊ぶようにしています。
が、最近息子が朝寝坊することが増えたため、以前より消灯時間を少し早めることにしました。その結果、削られるのは遊びの時間。
可哀想だけど時間は有限なのでこればかりは仕方ないと思いましたが、子供からしたらとてつもなく理不尽に思えたようで、
「そろそろお片付けして」と声かけしても
片付けを拒否するようになってしまいました。
十分に遊んでないのに片付けなきゃいけないのが嫌なのは分かるけど、睡眠はしっかり取ってほしいから夜更かしはさせたくないし、朝寝坊だって困るし……。
どうしようか考えている内に、ある名案(??)を思いつきました。
つまり「お片づけを遊びにする」作戦。
淡々と片付けさせるのではなく、楽しみながら結果的に部屋が綺麗になる!みたいなやり方にすればいいのでは……!?
作戦1<お片づけビンゴ>
というわけでまず息子が考えたのは「お片付けビンゴ」。
部屋の中に出ているおもちゃや綺麗になっていない場所などを私が紙に書き出し、息子がそれを片付けたら消していく。私が書き出した項目全てを片付けられたら息子の勝ち(ビンゴ)というルールです。
これならとっても楽しくお片づけができますよね! 毎回紙に書かなきゃいけないのでとってもめんどくさいですけどね!!
作戦2<テレパシーお片づけ>
紙に書くのがさすがにめんどくさいという私の願いが聞き届けられたようで、続いて「テレパシーお片づけ」というのが発案されました。
部屋に落ちているものを私がじっと見つめ、心の中で「あれを片付けてほしい」と念じる。言葉に出さずとも息子がそれを察知して片付けられたら息子の勝ち。という謎すぎるゲームです。
文章にしてみるとそれの一体何が面白いんだ……ってなりそうですけど、息子は結構ハマっていて相当楽しそうにやってます! 本当です!
これで「もっと遊びたいけどあっという間にお片付けの時間が来てしまって全然遊べない! ついでにもっと構ってほしい!」という息子の不満は多少解決したようです。
私としては、短い時間とはいえ遊んでいるのだから「はいもうおしまい! お片付けしてね!」という声かけだけで淡々と片付けてもらえると楽なのですが……でも子供の遊びたい欲はなるべく満たしてあげたいのが親心ですしね……。
ただこうして日常を遊びにしていますみたいなことを書くと、いかにも笑顔あふれる素敵な子育てをしてるかのような印象を与えるかもしれませんが、実情はそうでもない、ということは打ち明けておきます。
そもそも私と息子は「遊びを早く切り上げて寝かせたい」「まだ寝ないでたくさん遊びたい」と根本的な部分で反目しあっているわけで、そんな二人がぶつからないはずもなく。
たまにこうして限界が近づいて揉めたり結局時間オーバーしたり。楽しくやるために考えたお片付けゲームが却って揉めるきっかけになったりして、一体何をやってるんだ私は……と脱力することもしばしば……。
ちなみにこれを書いている今も、片付け損なったカラフルなブロックがリビングに散らかっています。見慣れるともうブロックとか別に片付けなくていいかって気にもなってきますね。
これはもうオブジェ。アート展開催中。変なゲームまで考案して無理に綺麗な部屋を目指すより、開き直って生きていった方がいいのでは……ということに気付いてしまった今日この頃です。
著者:ユーラシア
年齢:30代
子どもの年齢:5歳
2015年4月に男児を出産。割とテキトーに育児しているオタクでナマケモノな専業主婦です。思いもよらなかった子供の可愛さ奥深さに驚く毎日の中、老後の楽しみにと育児に関する絵や文章をちまちま描いています。息子はいつも親指を吸っています。
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