子どもが生まれるまでは、子どもへの虐待のニュースを見るとこう思っていました
なんでそんなことするの?
酷い親だ
子どもが可愛くないのかな
それが、子どもが生まれて育てていくうちにこう変わりました
自分で育ててみてわかったことが
子どもを可愛いと思う気持ちは、親の心に余裕がないと全面に出すのが難しいということ
そして、余裕は環境にとても左右されるということ
虐待する親の全員が、子どもへの愛情が無いわけではなく
余裕のなさから追い詰められ、手を出してしまうこともあったのではないかなと想像できるようになりました
私も子どもを育てているなかで、睡眠もロクにとれず、自分の自由な時間もなく、空腹を満たすためだけの食事をする日が続いたときは、子どもを可愛いと思える余裕はありませんでした
私の場合は、その状態が数日だけだったので、苛立ちが暴力へと変わる前に抜けだすことができましたが
もし、そのまま余裕の無い日々が続いていたとしたら
正常な判断ができなくなっていてもおかしくはなかったと、今でもそう思います
“子どもへの愛情”というものは、母親であれば子へ全力で注いで当然のように思われがちですが
自分も大事に!
著者:チカ母
年齢:30歳
子どもの年齢:3歳
2014年6月に娘・チカを出産。同年8月より育児絵日記ブログ「抱っこだ立つんだ揺れるんだ」を開始。抱っこが大好きな娘のお陰で、腕だけやたらとたくましいお母さんです。
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