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おもちゃ、工作物、プリント…。増え続けるモノは「とりえずBOX」でいったん解決! by うだひろえ

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コロナ禍で家族が自宅で過ごす時間が増えた分、家の中の片付けにそれまで以上に悩まされております。

休日に掃除をしようにも、ちょっとパパとお出かけしておいで、なんてことも今は気軽にできず、リビングでゴロゴロする家族を押し除けながらかける掃除機。
床に散らばるものを片付けたそばから出されていく次なるおもちゃ。キーッ。もう何も見なかったことにして私もゴロゴロしたくなります。

 

 

でも毎日増えていく、モノ、モノ、モノ。

テイクアウトしたハッ○ーセットのおもちゃ。読書タイムの充実を図るために買ってきた子ども向け雑誌の付録。
ゲームや動画ばかりではいけないと設けた創作タイムで出来上がった、空き箱戦車やビーズのアクセサリー、イラストや塗り絵。
大事なことから簡単な連絡まで、ちゃんと目を通さないといけない学校からや習い事のプリント類。

それらがテーブルの上に山積み、床に散らばり、片付ける時間もないままザッと端に寄せられて、うずたかくなっていくのでした。

 

私なりにお片づけの本なども読んで、いろいろやってはみたんです。
場所を決めてそこにしまう、とか。収納ボックスにラベルを貼って、子どもが自らお片づけできるようにする、とか。

それがうまくいってる時もありました。もう遊ばなくなった戦隊モノのおもちゃをリサイクルショップに売ったりもしました。

 

でもこのコロナ禍、それまで以上のスピードで増え続けるモノに対して、「場所を決める」とか「収納ボックスを用意する」とか「遊ばなくなったおもちゃの選定」などをやる時間的な余裕が、家族に、特に私に、なくなってしまったように思います。

 

なので最近は、苦肉の策で、「とりあえずBOX」を作りました。

今よく遊んでいるおもちゃはテレビ台の上に飾り、あとはリビングのすみの大きなカゴに、とりあえずドバッと入れておきます。

創作物は最新作をカウンターの上に飾り、前のものはカウンター下のボックスに。
プリントは、大事なものこれからのものなどは壁掛けカレンダーの周りに貼って、目につくように。残りは、ランドセル置き場の横に置いたボックスにイン。
時間ができた時に、「とりあえずBOX」の中を精査して、「処分」するものと「保管」するものに分ければいいかなと。

このシステムでいくと、毎日片付けに追われることなくとりあえずで済ませられるので、ストレス軽減効果があります。 

 

しかし私の性格上、「とりあえずBOX」の精査は極力先延ばし、気付けばボックスに入りきらず、おもちゃはぎゅうぎゅう詰めのため変形し、創作物はアンバランスに積まれて崩壊しそう、紙類はボックスからはみ出して咲き乱れ、風にそよいでいます。

でも、床に散らばったモノたちよりは、視界に入る範囲も狭いし、目を逸らすのも簡単です。

それに、ここまで来ると、じゃあいつやろうか、と考えるようにもなります。

時は年末。3月の休校からドタバタで、新学期もすぐに休校、夏休みは短く、あっという間にここまで来てしまいました。そこで、ハッと気づきます。

そうだ!帰省もお出かけも出来なそうな年末年始。大掃除でやろう!

1日時間を取って、私がひたすら「処分」か「保管」かジャッジ、保管するものは子どもたちにファイリングや子ども部屋への移動を頼んで、処分するものは夫にまとめてもらって。
「これまだ使う~」などと子どもが「処分」の中から救い上げたら、子ども自身に保管作業をしてもらおう。
夫が保管作業に首を突っ込むと「こんなのいらなくない?」などと言い出して話がややこしくなるので、処分するものの分類(もえるゴミ・もえないゴミ・リサイクルなど)に専念してもらった方が絶対スムーズ。

 

おそらくこれが、我が家の限界かつ、ベストかなと。

そして、気持ちと時間の余裕を取り戻したら、子どもも一緒に、お片付け道をより極めていきたいと思います。

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著者:うだひろえ
年齢:40代
子どもの年齢:小2と年長

マンガ家/イラストレーター。愛知県生まれ。2008年『夢追い夫婦』(KADOKAWA)でコミックエッセイデビュー。『誰も教えてくれないお金の話』(サンクチュアリ出版/監修:泉正人)が30万部を超えるベストセラーに。一男一女の子育てに奔走する生活を、ツイッターやブログで垂れ流し中。

website:http://umeyon.net
最新刊:「大学4年間の経営学がマンガでざっと学べる」(マンガ担当)(KADOKAWA)

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