こんにちは、ユーラシアです。
昨年の話です。幼稚園も2学期に入ると年少の息子に気になる変化が現れました。
それは言葉遣いが乱れてきたこと。
これまでなるべく汚い言葉は使ってほしくないという思いから、そこは割と厳しく育ててきたのですが、幼稚園児くらいになるともう外の世界で様々な影響を受けて帰ってくるんですよね。
園では年上の子への憧れもあるのかちょっと乱暴な喋り方が子供達の間で流行ったりするようで、家でも汚い言葉を連呼する時期がありました。
明らかによろしくない言葉は都度注意していたのですが、困ったのが「いいとも悪いとも言い切れない言葉」。
つまり、人を傷つけたりものすごく不愉快にするような言葉ではないけども、子供の口から出てくるとちょっと苦笑いしてしまうような、
「コラーッ!」って怒るほどではないけど幼児の内はあんまり使って欲しくない……みたいな言葉への対応はちょっと悩みました。
それでも幼い内はとにかく綺麗な言葉遣いを、と思って注意していたのですが、あるとき少し考えが変わる出来事が。
それは保育参観での子供達の姿を見たときのこと。
息子を含む何人かの仲良しグループが、例の「幼児が使うにはあまり好ましくない言葉」を言い合ってじゃれていたんですよね。
本来なら眉を顰めるところかもしれないけど、そのときの子供達があまりにも楽しそうで……。
それを見たとき「子供達にとってはこれも大切な時間なのかも……」と思えて、頭ごなしに注意するのは却ってよくないのかなと思ったのです。
仲良しのお友達のお母さん方も「ちょっとどうなのー、もっと綺麗な言葉使ってよー、とは思うけど、でもすっごく楽しそうなんだよねえ」と困りつつ笑っていて、結局「お友達同士で言うだけなら見逃すことにしようか」ということになりました。
帰宅後、息子にはそれらの言葉について、
・聞いていて気持ちのいい言葉ではないので、仲良しのお友達と遊んでいるときだけにする
・大声で言ったり、目上の人に使ったりはしない
とお約束をしました。
一旦許可することで際限なく言葉遣いが悪くなったら困るなという心配もありましたが、結局それらの言葉は一時的なブームだったようで、そのうち園でも自然と言わなくなったみたいです。思いっきり言い合ったことで満足した……のかも……?
最近はテレビから流れてくる過激な言葉に「こういう言葉は使っちゃいけないんだよね」と多少自分で判断できるようになってきた様子。
これから成長していく中で、過激な言葉を好んで使いたくなる時期もあると思いますが、少なくともTPOをわきまえられるようになってほしい。これが小学生の頃アニメの影響で関西弁での罵倒に憧れ、友達と学校でデタラメ関西弁disり合い(ドヤ顔)を繰り広げ先生を困惑させた私の切なる願いです。絶対に思い出したくない記憶!!!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ユーラシア
年齢:30代
子どもの年齢:5歳
2015年4月に男児を出産。割とテキトーに育児しているオタクでナマケモノな専業主婦です。思いもよらなかった子供の可愛さ奥深さに驚く毎日の中、老後の楽しみにと育児に関する絵や文章をちまちま描いています。息子はいつも親指を吸っています。
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