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え…、覚えていてくれたの?感極まって涙した、息子との“秘密の子守歌” by ハナウタ

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今年6歳になる息子が生まれたばかりの頃、こっそり息子に歌って聴かせていた子守り歌がありました。

里帰り出産で、生後まもなくは実家で過ごしたのですが、実家の階段が少し急で、まだふわふわで軽い息子を抱っこしながら階段を昇降する時怖かったんです。

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もしつまずいたら、もしすべったら。

一番にふわふわの息子を守らなきゃいけないのに、まだ母になった実感があまりなくて、不意に息子のことを忘れて自分の身を守ってしまうんじゃないか?

と自分を信じられなかったので、

階段を昇降するときだけ、息子を抱っこしていることを自分に言い聞かせるために歌っていたのでした。

 

歌詞はなーんのひねりもない、

 「だいじなだいじなはるくん
いちばんだいじなはるくん♪」

という…(恥)

こりゃ歌詞と言うのもおこがましいですね。

  

 

里帰りを終えたら歌うこともなくなっていたのですが、ある日、息子が夜泣きで何をやっても泣き止まなかった夜、この子守り歌のことを思い出したんです。

もしかしたら生まれたばかりの頃にずっと聴いていたから、息子の心を少しでも落ち着かせることができるかも?と思っ(たかは覚えてないですが泣き止ませるために藁にもすがる思いで)歌ってみると、不思議なことに息子が泣き止んだのです。他の歌も歌ってたのに。

 

新生児期を思い出したの?
いやそんなまさか。
とは思いつつ、

それからは、
体がしんどくて眠れない日。
手術して動けなくなった日。

息子がピンチな時、落ち着かせるためにこの子守り歌を歌う、というマイルールがなんとなく出来上がったのでした。

f:id:xybaby_ope_01:20210201142346j:plain効果てきめん!というわけでもなかったので、登場回数はとても少なく、年に数回程度。

息子はきっと覚えてるわけではなくて、耳ざわりがよくてあの時は泣き止んだのかな。
と思っていました。

 

時は経ち、息子が4歳になる1週間前。

下の娘が生まれ、退院して我が家にやってきた日のこと。

息子は小さい妹に夢中で、ずうっとベッドを覗き込み、眠っている妹を眺めていました。そして目覚めた妹が、まだ新生児らしい泣き声をあげると、

 「大丈夫だよ、おうた歌ってあげるね」

と言って、

「♪だいじなだいじなひーちゃん
いちばんだいじなひーちゃん♪」

と歌い始めたのです!

メロディーも、歌詞アレンジ(名前かえただけ)もばっちりに!

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まさかまさか覚えてると思わなくて、
もしかして自分の脳が違う歌を勘違いして都合よく聞き違えてるのかも?と思って、

「その歌、知ってたの?」
と聞いてみたら、

「お母さんがおれが小さいときに歌ってくれた歌でしょ」
と……!!!

 

覚えていてくれたんだ!

そして?歌えたんだ?!って驚きと、

出会ったばかりの妹にそれを歌って聴かせようとする息子の行動に感極まりましたとも。

 

産後の感情の起伏の激しさも後押しし、めちゃめちゃ泣いてしまいました。

 

あの日以来、この歌を歌う息子はみたことないのですが、私の中で死ぬまで忘れたくない大切な思い出です。

 

 

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著者:ハナウタ
年齢:30代
子どもの年齢:5歳、1歳

写真で残せなかった家族の日常をイラストで記録しています。子どもが大きくなってから読み返すのが楽しみです。

インスタグラム:hanautahaluta

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