今回は【妊婦帯】のお話です。
妊娠5ヶ月の頃、母が「お腹が大きくなったらつけなさい」と、【妊婦帯】を買ってくれました。
私も初めての妊娠だったし、産院などで見ていた雑誌にも載っていたので、「お腹が大きくなったら妊婦帯というのを付けないといけない」と思い込んでいました。
ですが私……
妊娠7ヶ月~9ヶ月の、お腹が大きい時期はド真夏だったんです……。
もうね、妊婦帯を付けるなんて無理ーー!!!泣
大きなお腹は、巨大湯たんぽを抱えているみたいにあったかい。それにさらに妊婦帯なんか巻いたら、暑いし、蒸れるし、かゆいし、かぶれるし、もう地獄でした。(私の持っていた妊婦帯は、特に生地がしっかりしているタイプだった)
もう全裸でいたい。いや、真夏の妊婦は全裸でも暑い。
「お腹が大きくなったら妊婦帯をしないといけない」と思い込んでいた私は、それでも妊婦帯をしようとしていたのですが、もう暑すぎてブッ倒れそうだったので、「妊婦帯をする意味」をちゃんと調べてみました。
妊婦帯の意味はいくつかあって、
・お腹を冷やさない
・お腹を支える
・腰痛の予防などなど。
特に私の悩んでいないものばかり。
さらに私の目に入ってきたのは『安産祈願の風習』『妊婦帯をするのは日本だけ』という情報。
「なぁにぃ~!?じゃあもう巻かんでいい!」ということで、私は妊婦帯をタンスの奥へとしまいこみました…。
昔からの風習なので、年配の方には「お腹大きいのに腹帯(妊婦帯)しなくていいの!?」なんて心配されることもありましたが、『暑すぎて苦痛すぎる事』『日本だけの風習であること』を説明すると、みなさん理解してくれました。
母も、「じゃあ妊婦帯は安産祈願のお守りと思って持っていたらいいね!」と言って理解してくれました。
結局、出産まで妊婦帯をしないままでしたが、私は何の問題もありませんでした。
世の中には色んなマタニティ用品やベビー用品があって、雑誌などで見たり、まわりの人に言われると『買わなければならない』『使わなければならない』って思ってしまいますよね。(初めての妊娠出産だと特に!)
メリットデメリット、自分には必要なのか、ちゃんと見極めてから揃えないといけないなーと思ったのでした。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ちい
年齢:35歳
子どもの年齢:5歳
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