息子きったんの登園拒否は毎朝の日課であった。
一昨年の春にピカピカの年少さんになった息子。
年少さんの一年間はほぼ毎日「よーちえんいかない!」と大号泣。
(が、園に着いたらめちゃくちゃエンジョイしていますよ、と担任の先生談)
年中さんになってからはのっけから登園自粛。
7月にやっこら登園できるようになったが、約4か月の長期ブランクのせいでこれまた「よーちえんいかない!」と毎朝号泣。
朝のとんでも忙しい時間に毎日バトル。
これくらいの声かけなんて無意味も同然。
先生が「待ってない」わけなかろう…と思うも、どんなに前向きに声かけしても「いかない」の一点張り。
どうしらいいものか…。
息子の登園拒否 楽しみがあれば頑張れる!?
そうだ。
息子は普段の育児でも
「ご飯食べなきゃおやつはないよ!」の
「〇〇しないと〇〇できないよ」より
「ご飯を食べた後におやつが待ってるよ!」の
「〇〇したら〇〇できるよ」方が
有効であることを思いだした。
ならば!!
よっしゃ!!
作戦成功である。
名づけて
「園から帰ったら楽しいことが待ってるよ!」作戦。
(長い上にひねりもなにもない)
ちなみにこの楽しいことを提案する時
「新しいおもちゃが用意しとくよ!」や
「今日は寝る時間まで遊んであげる!!」など
あまりにハードルを上げ上げしてしまうと、次からひたすらに下げることしかできないので注意である。
子はこういうところに激厳しい。
上げることはいくらでも容認されるが、下げることは断固として許されない。
なので、毎日母にとってもお財布に取っても負担にならない楽しみを提案すべし。
「おやつを一緒に食べよう」
「絵本を2冊読んであげよう」
「好きなテレビをいつもより30分多く見ていいよ」
とか、毎日続けられそうな小さな楽しみを…ね!
だがしかし。
我が家だってそう毎回この「お楽しみ作戦」が成功するわけではない。
これが現実。
「お楽しみ作戦」大体週3で成功したらラッキーと思っていただきたい。
我が家は週末の木曜日からは、大体疲れが溜まってくるのか登園拒否に拍車がかかる。
もうどうにもならん。
ということで最終手段。
バス停まで息子と園の荷物を抱えて、園バスに丸ごと押し込んでる。
さて。そんな小さなお楽しみ作戦を続けること約1年半。
年中さんの2学期頃からかな、息子も新しいクラスに慣れてきた頃お友達と「約束」をすることを覚えた。
おかげで
「明日〇〇君と一緒に砂場でレストランするんだ!」
なんてウキウキと園に行くのを楽しみにすることが多くなった。
お友達との約束のおかげで
「よーちえんいかない!」
大分減ったなぁ、と思う。
集団生活の楽しみはやはり、友情に勝るものなしである。
幼稚園生活最後の年長さんも楽しいお友達と過ごしておくれ。
著者:ユキミ
年齢:30歳
子どもの年齢:4歳
関東出身、関西在住。4歳の息子と夫と3人暮らし。毎日成長ノンストップな息子に産後から振り回されっぱなしの新米母さんです。普段はインスタグラム(yukita_1110)にて息子の成長や日常などを絵日記にしております。
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