出産し、入院している時からおっぱいがパンパンになってきて不安でした。
退院後、そのパンパンにガチガチが加わり、岩のようになって体を動かすことも辛いくらいでした。
コロナ禍で出産前のおっぱいケア教室が中止になり、産院で助産師さんに教えてもらったけれどあまりよく理解できておらず、きちんとした知識のない状態でした。
母はそれをなんとか改善しようといろいろ思い出してくれていたのですが、どうにも不安で…
それとなくはぐらかしながら、何もしないまま1日をやり過ごした次の日ー
ぼんと眠っていたら今まで経験したことのない悪寒に突然襲われました。
それから、全身から汗が噴き出し、気づけば40度におよぶ高熱が。
コロナ禍でしたので安易に病院に向かえない状況でしたが、産院に電話したところ「乳腺炎だろうからすぐに来て大丈夫ですよ」とありがたいお言葉。
早速、ぼんを母にあずけて病院に向かい診察していただきました。
以前ネット情報で、乳腺炎のケアは「死ぬほど痛い」と見たことがあったので、それはそれは恐ろしい気持ちで施術を受けました。
ところが、全く痛くない!!!
それどころか、とても優しく、それはそれは気持ちよく、うとうとしてしまうほどでした。
そして、熱も40度からあっという間に38度まで下がりました。
分娩、入院で助産師さんの有り難さを実感していた私ですが、改めて感謝と愛を感じるほどでした。
そして、家に帰るとー
母は納得いかない様子…
私も乳腺炎のケアをネットで見て怖いと勝手に思い込んでいたし、分からないことはとりあえずネットを検索します。そして、それを信じます。
だから、母がネット情報を信じたのもよくわかります。
それに、決して間違いじゃないはず。
ただ、WEBでいくら情報を得られたとしても、妊娠も出産もなんでも十人十色でみんな同じではなく、それぞれの状況状態に合わせた対応があるんだなぁ…と。
この乳腺炎の経験があってからも何度か炎症を起こしてしまいましたが、自己判断せずすぐに助産院で診ていただくようにしました。
おかげで、この時のような酷い状態には陥らないようになり、おっぱいをいっぱい飲んでぷくぷくのぼんはもうすぐ1歳になります。
著者:Taro(たろ)
年齢:41歳
子どもの年齢:0歳10カ月
7歳年下の旦那さんと40歳で出産した息子と過ごす在宅ワーカー。夫婦の日常、子育てのことをインスタグラム 「Taro記:今日もほのぼの生きてます」 でゆるゆると描いてます。
インスタグラム:@taroki_hnbn
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