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「お互い様だから」ママ友が言ってくれた言葉が今も支えに by イシゲスズコ

こんにちは、イシゲスズコです。


進学や進級で新しい環境での生活が始まったお子さんも多い時期ですよね。
我が家の子どもたちも高校進学やクラス替えなどで新生活が始まりました。

 

 

 

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今年度は次男の高校生活が始まったり、三男の学校で役員をすることになったりしているので「新しい保護者さんたちとのお付き合いが始まる…」と私も少しドキドキしている春です。


ママさんたちとのおつきあい…

長男が入園した頃からいまに至るまで、トラブルに巻き込まれることもなかったわけではありませんでしたが助けられることも本当にたくさんありました。

今回は次男の子育てに奮闘する中で足を向けては寝られないママ友さんたちとのおつきあいの思い出を振り返ろうと思います。


「なんて書いてあるの…?」読めない連絡帳

次男が小学校に入学してから少しした頃のことです。
担任の先生は「1年生の忘れ物は親の責任です!」とキッパリとおっしゃるような方。
「次男に忘れ物をさせてはならない!」と気を張って毎日一緒に準備をしていました。


本人が学校で書いた連絡帳をもとに持ってくるものを用意するのですが、まず最初に直面したのが「なんて書いてあるの…?」

そうなんです、次男、入学当時とても字が下手くそでところどころ読めない。
学校に連絡できる時間に気づいたらまだいいのですが、学童から帰った後や寝る前だったりするともう遅すぎる…
このままでは明日の準備が完了できない…

困った私が連絡を取ったのが、同じ幼稚園から入学したママ友さんでした。


幼稚園のときのつながりが入学の不安を軽減

息子と同じ園から入学したお子さんはあまり多くなかったのですが、そのママさんは園のPTA役員をご一緒したことで仲良くなった方でした。
下の子もいるし役員をやるのは…と躊躇していた私に、園長先生が「周りのお母さんたちとの繋がりができて色々教えてもらえたりするからぜひやってみたら」と声をかけてくださり、家族にも協力してもらって引き受けました。

振り返ってみれば園の役員は小学校のそれに比べたらかなり負担は少なく、園長先生の仰るとおりお母さん同士のつながりがたくさんできた有意義なものでした。
先輩ママさんにおさがりをいただいたり、園行事のことを教えてもらったり。
同じ小学校に進学する予定のママさんたちとも連絡を取り合える程度の仲になれ、入学に向けての不安もかなり軽減したのを覚えています。

遅い時間の連絡だったにも関わらず快くお子さんの連絡帳を確認してくださって、その日はことなきを得ました。
同じようなことがその後も何度かあってとても申し訳ない気持ちだった私。

学校行事で顔を合わせたときにゴメンナサイを伝えると
「困ったときはお互い様だから気にせずいつでも連絡してね〜」
と優しく返事をしてくれたママ友さん。

当時はまだ二つ折りのガラケーでメールでのやり取りが多かったのですが、その後スマホになりSNSでやり取りできるように。

最初のママさんとのやりとりだけでなく、SNSにクラスのグループができてからはいろんな方が「プリント無くしたけど持ってない?」って問いかけて誰かがアップしたり、「今日の保護者会何時からだっけ?」って助けを求めたらすぐ誰かが教えてくれたり…

次男が小学校を卒業するまで、このグループでのやりとりには本当に何度も助けられました。


今度は自分もそんな風に分けてあげられる人に

次男は小学校の途中で発達障害の診断を受けたのでそこからは学校の先生方のサポートもお願いはしていましたが、それでも本当に困ったときにヘルプを出すと誰かが快く助けてくれて本当にありがたくお世話になってきました。


最初のママさんが言ってくれた「お互い様だから」の気持ちがとても嬉しくて。自分も他の人にそんな風に分けてあげられる人になりたいなぁと、息子が高校生になった今でもずっと、心の支えになっています。

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著者:イシゲスズコ
年齢:40代
子どもの年齢:高校生から小学生の4人

九州の片田舎在住、ぼちぼち働く4児の母ブロガー。生活のなかで出会ういろんなことをあれこれ考え込んだブログ「スズコ、考える。」を運営。Twitterの男児育児あるあるをまとめた共著「#アホ男子母死亡かるた」(アスペクト)がある。

ブログ:「スズコ、考える。」

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