みなさんこんにちは。
白目みさえです。
私が長女を産んだ産院では母子別室で、赤ちゃんたちは基本的に詰所で預かってもらっていました。
授乳のスケジュールは大体こんな感じでした。
つまり呼び出されてから娘を預け終わるまでに1時間かかってしまうと、自室に戻ってゆっくりできるのは2時間。
そして恐ろしいことにこのナースコールは…
夜中でもきっちり3時間経てばナースコールがビービーなります。
もし赤ちゃんが泣けば2時間で呼び出されることも。
授乳を終えて戻ったら何がなんでも寝ないと寝る時間はありません。
とはいえベッドに入ってすぐに眠れるとは限りません。
やっとウトウトしはじめた頃に
いやもう助産師さんも娘も何も悪くないんですけど。
行き場のないこのモヤモヤとした感情は一体どうしたらいいん。
もちろん帰ったら自分ひとりでやらなあかんことは頭では理解しています。
でも私まだ「傷」全然癒えてないんですけど。
体の中が傷を癒すことと母乳作ることに必死になっていて、私のメンテナンス多分何もしてくれてない。
自分の体やのに、自分が後回しにされている感がすごかったのを覚えています。
ボロボロの体を引きずって部屋の外に出ると
みんな同じでした。
もうゾンビの大行進。
夜中は特にみんな死にかけている状態で授乳室に向かったり帰ってきたりしていました。
退院してからもその光景を思い出し、「みんなも同じように今ゾンビのはず」と思うとちょっぴり励まされたような気がします。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:白目みさえ
年齢:30代
子どもの年齢:6歳、4歳
心理師として精神科に勤務するとしごの母。生粋のオタクです。基本的に白目をむいて育児をしており、その様子をカルタにしたものを増産しています。ライター、イラストレーターとしても活動中。
インスタグラム:@misae_mon
NAPBIZ公式ブロガー:「日々白目むいてます」
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