生後5ヶ月の頃、息子と一緒にヨガのレッスンに参加しました。
妊娠前にお世話になっていた小さなスタジオで、先生もわたしのことを覚えていてくれて楽しく過ごすことができました。
レッスンでは、赤ちゃんと遊びながらできるポーズをたくさん教えてもらいました。
ヨガの動きに合わせていないないばあのように目を合わせたり、歌を歌いながら体を伸ばしたり、息子も楽しそうに反応してくれます。
抱っこや授乳でバランスが崩れた体をじんわり動かして、とても気持ちのよい時間でした。
ポーズ以外にも教わったことがたくさんありました。
「子育てで大変なときに思い出してほしいのは、、、」と先生が続けたのは、「今こうなんだなあ、、、と認めて、手放していくこと」。
ヨガでは、自分の体や心、今に意識を向けていくのですが、それは日常でも同じなのだそうです。
赤ちゃんが泣き止まないときも、ひとつ大きく呼吸をして「泣いてるなあ、、、」と今に目を向けてみる。
大変なとき「あれが良くなかったのかな」とか「これからどうしよう」と過去や未来にとらわれてしまうけれど、ひと呼吸おいてみると少し落ち着くことができるそうです。
赤ちゃんを泣き止ませるときや寝かしつけるとき、背中やおしりをトントンと叩くと思います。
それって、思っているよりもずっと弱い力でちょうどいいと、
実際に先生が、わたしの背中をトントンしてくれました。
はじめに普段わたしが息子にするくらいの力でトントン。
続けて弱ーい力でトントン。
この弱ーいトントンが本当に心地よかったのです。
大人になって背中をトントンしてもらうことなんてなかったので、心がおだやかになり眠たくなってしまいました。
トントン以外にも、落ち着いてほしい時は「背骨にそってゆっくりとなでおろす」のも効果的だそうです。
サスサスするのではなく、ゆっくり5を数えながら上から下になでおろすのが良いそう。
これも先生がわたしにやってくれましたが、体がじんわり温まってまた眠たくなってしまいました。
レッスンの最後には、赤ちゃんをお腹の上に乗せてシャバアーサナ(仰向けになり重力に身を任せて、感情を手放していくポーズ)をしました。
息子の重みと息づかいや温かさを感じてリラックスし、またまた眠くなってしまいました。
気がつくと息子はわたしの上ですやすや寝てしまいました。
家でヨガマットを広げる余裕なんてなくても、遊びやスキンシップの延長で自分の心と体をほぐすことができるのだと教えてもらえて良かったです。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:かめかあさん
年齢:30代
子どもの年齢:1歳
北海道から上京したのんびり夫婦+リクガメ+息子で暮らしています。結婚10年目の2019年8月に、息子ごんさんを出産しました。妊娠中からインスタグラムで絵日記を描いています。
インスタグラム:@kamekaasan
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